塩野義製薬の国産ワクチン 開発・生産ラインを同時に急ピッチ準備
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新型コロナウイルスのワクチン接種の準備が進む一方で、国産ワクチンの開発も急ピッチで進められている。
大手製薬会社「塩野義製薬」が生産を委託している医薬品製造工場では、国産ワクチンを作る生産ラインが急ピッチで準備されている。
延べおよそ5,000平方メートルのスペースには、遠心分離機やろ過装置などが並べられている。
また、ワクチンのもととなる、たんぱく質を作るための世界最大級の培養タンクも備えつけられた。
塩野義製薬では、2020年4月から国産ワクチンの開発をスタートし、2020年12月から臨床試験に入っている。
塩野義製薬は、開発が成功するかどうかわからない段階で、並行して生産体制の構築に踏み切る異例の対応をとった。
塩野義製薬 広報部・中川慎也さん「12月末には、年間3,000万人分のワクチンを製造できるような生産体制の構築を進めています。かなり異例のスピードで進んでいっているという認識ではあります」
塩野義製薬は、「安心して使ってもらえる国産ワクチンを提供していきたい」と話している。
(FNNプライムオンライン2月5日掲載。元記事はこちら)
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