人気のリンガーハット“新様式” 1円単位の端数“ゼロ”に改定

経済・ビジネス


濃厚な豚骨スープに、野菜がたっぷり味わえると人気のリンガーハット“長崎ちゃんぽん”。

国産の野菜にこだわり、お値打ち価格で全国展開するリンガーハットが8日、全店舗でメニューの価格を改定すると発表した。

東日本エリアでは、現在649円の長崎ちゃんぽんが、3月からは1円値上げし、650円に。
西日本エリアでは、616円が4円値上げされ、620円となる。

このわずかな額の値上げの理由について、リンガーハットは...。

リンガーハット大森店・大津晴隆店長「お客さまへの値段のわかりやすさと、お釣りの受け渡しの簡素化を目指して変更した」

客は「払いやすい。1,000円で払ったときにお釣りも少なくて済むからいいと思う」、「9円お釣りが来ると、あまりいい気分がしない。うれしい」などと話した。

1円単位の端数をゼロにすることで、会計時の硬貨の受け渡しが減り、店員と客の接触時間も短くなる、コロナ禍ならではのメリットがある。

実際に、この女性2組のお会計は、1,188円。
2,000円渡してお釣りは812円と、現在の価格では、どうしても渡す小銭が増えてしまう。

リンガーハット大森店・大津店長「値上げもあるけど、現在のコロナ禍の状況では、接触の機会を減らすことの方が重要かなと思っている」

こうした端数をゼロにする動きをめぐっては、2020年、イタリアンのファミレスとして人気のサイゼリヤが、大半のメニューで1円の値上げを実施。

税込み価格の末尾を00円や50円にし、小銭を減らし、客との接触回数や時間を減らす取り組みを行い、話題となった。

コロナ禍での新様式としての価格改定だが、2010年から続いていた長崎ちゃんぽんの麺増量無料サービスは2月いっぱいで終了となり、1.5倍で50円、2倍で100円かかることになる。

コロナ禍での外食産業を取り巻く厳しい環境や人件費、および物流費などの高騰により、無料で提供することが困難になったためと説明している。

客「いつも2倍食べています。もしかしたら1.5倍にするとか、ちょっと変えるかもしれないです」

長崎ちゃんぽんは無料での麺増量はなくなるが、一方で、現在682円の皿うどんは、端数をゼロにするため2円の値下げとなり、逆にお得となる商品もある。

リンガーハット大森店・大津店長「おいしい商品を召し上がってもらうことが第一。それに加えて、コロナ禍なので安心・安全にお客さまにご来店いただける店作りをしていきたい」

(FNNプライムオンライン2月8日掲載。元記事はこちら

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