ヒマラヤ沿いで“鉄砲水” なぜ? 死者・不明者多数 インド
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ごう音とともに流れる濁流。
橋のようなものが、無残にも崩れ押し流されていく。
川のすぐそばには家が。
今にも、のみ込まれそうな勢い。
7日、インド北部ヒマラヤ山脈沿いのウッタラカンド州で、大規模な洪水が発生。
土ぼこりを上げながら流れる大量の水が、川沿いにあった水力発電所の建設現場や山あいの村を襲った。
救出され、両手を突き上げて喜ぶ生存者。
海外メディアは、これまでに25人が救出されたと報道。
しかし、発電所の建設作業員ら11人が死亡したほか、いまだ145人以上が行方不明だという。
甚大な被害を出した大洪水。
その原因となったのは、ヒマラヤ山脈の氷河の崩壊。
崩れた氷が、ガンジス川の支流に落ちたことで引き起こされた。
氷河が崩れた理由はわかっていないが、ヒマラヤ山脈の氷河は、地球温暖化の影響で解け出すおそれが指摘されていた。
(FNNプライムオンライン2月8日掲載。元記事はこちら)
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