あえて“役に立たないモノ”発明 SNS動画再生回数4000万回超


コロナ禍の癒やしを生むと話題の女性発明家・藤原麻里菜さん。

そのコンセプトは、無駄づくりなんだそう。

カッターナイフを手に、黙々と作業をする女性。
彼女が生み出す作品とは...。

無表情な人を笑顔に「ニコニコマシーン」。
盛る時代はもう終わり? 誰でも不細工になれる「下から自撮り棒」。

藤原麻里菜さん、27歳。

彼女が日々、発明しているのは、役に立たない無駄なもの。

2013年からYouTubeで「無駄づくり」と題して発表を始め、これまで世に出した発明は200作品。

周囲を気にせずにしゃべれる「独り言用糸電話」や、あえて曇らせてみる「くもるメガネ」など、役に立たない無駄なものばかりを発表し続けているが、SNSでの動画再生回数は4,000万回を突破。

中でも、特に大きな反響を呼んだ発明品が、「オンライン飲み会緊急脱出マシーン」。

いったいどのように脱出するのだろうか。

そろそろ抜けたいけど言い出せない...。

そんな時、「通信中のマーク」を出すことで、接続が悪いふりをし、自ら退出するという何とも斬新な、この作品。

2020年の春、ツイッターに投稿すると、数日で600万回再生を超える大きな話題に。

そんな鬼才の発明家・藤原麻里菜さんの考え方が詰まった本は、発売後すぐに重版が決定するほど大ヒット。

多くの支持を得る彼女が、わざわざ無駄なものを作るわけは。

藤原麻里菜さん「子どものころからものを作るのが好きだけど、すごく下手。『無駄づくり』の枠だったら、自分の工作の技術のなさでも、“無駄なものだから”って、割り切って楽しむことができるんじゃないか」

最近では、「ご飯食べられるマスク」や「オンラインミーティング用パーティション」など、コロナ禍ならではの発明品も。

藤原麻里菜さん「社会が変わっていくのには、影響を受ける。遠く離れて住んで、言語も違う人たちが、『緊急脱出ボタン』を見て笑ってくれたりしてて」

この日も新たな発明品を作っていた。

藤原麻里菜さん「『ビニール袋が舞う風景を見れるミニチュア』みたいなのを作ろうとしてる。街とか歩いてると、ビニール袋が舞ってる光景を見る。あれがすごく好き」

専門的に技術を勉強したことはなく、作り方はすべて我流。

その後、ミニチュアの袋を作り、修正を繰り返しながら組み立てて、総制作時間6時間。
「ビニール袋が舞うのをずっと見れるマシーン」の完成。

藤原麻里菜さん「(100点満点中何点?)100点。虚無感と自由。すばらしい発明品だと思う」

1週間に1~2個は新作を発明している、藤原さん。

藤原麻里菜さん「毎日1個アイデアを描くようにしてる」

今までに見たものや感じたことを思い返したり、ネットやテレビを見ながら考えることが多いという。

特別に、これから作りたい作品のアイデアを見せてもらうと。

藤原麻里菜さん「おたまを洗ってるときに水がブシャーって、あれがすごく嫌なんですけど、プランターを腰に巻いたら、おたまの跳ね返った水で植物を育てられるんじゃないか」

鬼才の「無駄づくり」は、これからも続く...。

(FNNプライムオンライン2月10日掲載。元記事はこちら

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