渦中の森会長...辞任論も? 金曜の懇談会出席どうなる


女性蔑視ととれる森会長の発言に、国内外からの批判が収まらない。
小池都知事は、4者会談を欠席する意向を示した。

東京都の小池知事は10日、驚きの考えを示した。

東京都・小池知事「今ここで4者会談をしても、あまりポジティブな発信にはならないのではないかと思うので、わたしが出席することはない」

当初、17日の開催で最終調整されていた4者会談。

渦中の森会長に加え、IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長や橋本担当相が出席を予定していた重要な会談にもかかわらず、開催都市のトップが欠席。

いわば、ボイコットする意向を明らかにした。

森会長の女性蔑視ととれる発言への反発は、収まる気配がない。

東京都に寄せられた抗議は、9日までに、およそ1,400件。

東京都が募集した都市ボランティアの辞退者も、9日までに40人以上増え、少なくとも97人にのぼっている。

東京都・小池知事「皆さんに不快な思いをさせて、開催都市の長として、とてもとても残念に思う」

福島第1原発事故の被災地、福島・田村市に住む57歳の会社役員・坪倉新治さん。

福島県選出の聖火ランナーとして走る予定だったが、森会長の発言を受け、参加を辞退した。

聖火ランナーを辞退した坪倉新治さん(57)「黙認することは賛同していることと同じですから、自分の聖火リレーの権利を放棄してまでも、声として上げたい」

大会スポンサーからの苦言も相次いでいる。

大会スポンサーのトヨタ「わたしたちトヨタが大切にしてきた価値観とは異なり、誠に遺憾です」

組織委員会は、12日午後に理事や評議員を集め、合同懇談会を開くと発表。

ある大会関係者は、「森会長に厳しい意見が向けられるようだ」との見方を示している。

謝罪会見以来、姿を見せていない森会長。

当初、「森会長は謝罪した。この問題は終了」との立場だったIOCも、9日、森会長の発言は「まったく不適切で、IOCの理念とも矛盾している」と批判的な姿勢に転じた。

自民党中堅議員「辞めるしかないでしょ。スポンサーが嫌がりだしたら、どうにもならないよ」

強まる辞任論。
大きなヤマ場となる12日の合同懇談会に、森会長自身は出席するのか。

国会では、9日に続き、多くの野党議員が白いジャケットを身に着け、森会長の発言に抗議する姿勢をアピール。

午後には、東京都の小池知事がボイコットする意向を示した4者会談について、橋本大臣を追及した。

立憲民主党・田嶋議員「森会長自身が(4者会談に)出られるという理解でいいか?」

橋本五輪相「組織委の会長は、組織委員の理事会・評議員会で決まっていくので、その動きを注視しながら、4者会談が決められていくんだと思います」

森会長の続投を前提としないかのような答弁に、場内から「おー」という声が上がった。

立憲民主党・田嶋議員「森会長ではない会長の可能性もあるということですか?」

橋本五輪相「組織委がお決めになることなので、代表者となる会長が4者会談に出席するということで、承知しています」

自民党内では、閣僚経験者の1人が「森さんは辞めさせられない」と話す一方、「大きな声では言えないけど、辞めるしかないでしょ。スポンサーが嫌がりだしたら、どうにもならないよ」といった声も上がっている。

こうした中、ネット上がざわついているのが、オリンピック公式ツイッターのトップ画像。

オリンピック公式ツイッターのトップ画像が、東京オリンピックから、2022年開催の北京オリンピックに変わっていた。

「東京がスルーされた」、「これは何を意味するのか?」などの声が飛び交う中、橋本大臣は「北京大会までちょうど1年前になったので、切り替わった」と説明している。

(FNNプライムオンライン2月10日掲載。元記事はこちら

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