菅首相のワクチン協力要請に 日本医師会「正確な情報を」
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菅首相は、日本医師会の中川会長と会談し、新型コロナウイルスワクチンについて、来週半ばから医療従事者への接種が開始されることを伝え、協力を要請した。
菅首相「ワクチンについては、有効性・安全性を確認したうえで、来週半ばには医療関係者への接種を開始し、高齢者については4月から接種したいと思っています。地域の医療機関の方々のご協力は不可欠であります。ぜひ接種の実施にご協力をお願いします」
日本医師会・中川会長「基礎疾患のある高齢者の方に対しては、普段の健康状態を把握しているかかりつけ医による個別接種が望ましいケースもあると考えています。政府におかれましては、既成の枠にとらわれない多様なあり方をお認めいただくようお願いいたします」
会談で菅首相は、「ワクチン接種体制の整備への格段の支援をお願いする」と述べ、協力を要請した。
これに対し中川会長は、「正確な情報をスピーディーに滞りなく発信する」ことなどを要請したうえで、「全面的に協力する」と応じた。
一方、ワクチン接種を担当する河野規制改革相は、全国知事会とオンラインで会談した。
河野規制改革相「知事会から大変協力いただいて、30名を超えるリエゾン(連絡要員)を派遣してくれるということで、ありがとうございます」
さらに河野規制改革相は、「国と自治体とワンチームで、ワクチン接種をしっかりやり遂げたい」と強調した。
このあと、河野規制改革相は、全国の道府県などの自治体から派遣された38人が、15日から厚生労働省が設置したサポートチームで活動を開始することを明らかにした。
(FNNプライムオンライン2月10日掲載。元記事はこちら)
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