ワクチン接種 来週半ばから開始 日本医師会に協力要請


菅首相は、日本医師会の中川会長と会談し、新型コロナウイルスワクチンについて、来週半ばから医療従事者への接種が開始することを伝え、協力を要請した。

菅首相「ワクチンについては、有効性・安全性を確認したうえで、来週半ばには医療関係者への接種を開始し、高齢者については4月から接種したいと思っています。ぜひ接種の実施にご協力をお願いします」

日本医師会・中川会長「基礎疾患のある高齢者の方に対しては、普段の健康状態を把握している、かかりつけ医による個別接種が望ましいケースもあると考えています。既成の枠にとらわれない、多様なあり方をお認めいただくようお願いいたします」

会談で菅首相は、「ワクチン接種体制の整備への格段の支援をお願いする」と協力を求めた。

これに対し中川会長は、政府が「正確な情報をスピーディーに滞りなく発信」することや、新たなデータベースなどで「できる限り現場の追加負担が発生しない」ことなどを要請したうえで、「全面的に協力する」と述べた。

フジテレビ・風間晋解説委員に聞く。

三田友梨佳キャスター「当初1つの容器から6回接種するという想定が、5回になるということですが?」

風間解説委員「感染対策の決め手となるワクチンが、単純計算で1,200万人に接種できなくなります。これは非常事態ですよね。ワクチン争奪戦のさなかですから、補てん分をいつどれだけ確保できるか、それを見通すのはとても難しい。6回打てる注射器を確保するのも、これも容易ではないようです。となると、接種のオペレーションで絶対に無駄は出せないということです。当初、集団接種を基本としていたのが、今では診療所や職場でも大丈夫という流れになっています。近い、仕事を休まずにすむといった便利さにも配慮ということでしょうけども、しかし、例えば個別接種ではロスが生じやすいという課題もあるんです。接種の効率と便利さのバランスをどうするか。ここで再確認しておく必要があるように思います」

三田キャスター「そうですね。そして、ワクチンだけに頼るのではなく、治療薬や抗体薬の開発や、なかなか改善されない医療体制の拡充なども徹底していってほしいと思います」

(FNNプライムオンライン2月11日掲載。元記事はこちら

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