IOC委員「森会長の決断は正しい」 後任は川淵氏で調整


自らの女性蔑視発言をめぐり、辞任の意向を固めた森会長。
IOC(国際オリンピック委員会)の委員が、11日午後、FNNの単独インタビューに応じ、「森氏の決断は正しいと思う」と答えた。

川淵三郎氏(84)「『ぜひ、自分としては引き受けますよ』という話の流れだった」

女性蔑視発言をめぐり、辞任の意向を固めた東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長。

その後任候補として最終調整が進むのが、Jリーグ・初代チェアマンを務めた川淵三郎氏。

11日、森会長と1時間にわたり会談を行い、会長を引き受ける意向を示した。

川淵三郎氏「(関係者から森会長が)涙を流されたという話がいろいろあって、俺もちょっと泣いちゃったけどね、もらい泣きしちゃって。森さんの政治力を生かしてもらえるような立ち位置で、ぜひ一緒にやってもらえるならお引き受けしますよということだった。僕としても残る人生のベストを尽くしたい」

森会長の女性蔑視発言をめぐっては、ボランティアや聖火ランナーの辞退者が続出。

国内外から批判が相次いでいた。

森会長の動向を海外メディアも速報で伝えている。

アメリカのCNNは、世界経済フォーラムの報告書を引用したうえで、「この国のジェンダーギャップは、経済先進国の中で飛びぬけて大きいとされている」と報道。

ブルームバーグは、「SNSのコメントの嵐により、森氏を辞任へと追い込んだ」と報道した。

また、森会長の発言を受け、「朝食会場で絶対にこの人を追い詰める。東京で会いましょう」とコメントしていたカナダIOC委員のウィッケンハイザー氏は、ツイッターで、「前進」と投稿。

IOC委員のエルデネル氏は、11日午後、FNNの単独インタビューに対し、「森会長の辞任表明は正しい判断だ」と述べた。

さらに、エルデネル氏は、「組織委員会は素晴らしいチームなので、後任の人への引き継ぎはスムーズに行われるだろう」と述べ、期待感を示した。

一方、10日、森会長やIOCのバッハ会長らが出席する4者会談の欠席を表明した東京都の小池知事は、「私のところに(森会長から)直接電話をいただいた。オリンピック・パラリンピックをなんとしても成功させていくことについては何も変わらない」、「(後任が川淵氏ということについては?)いろいろとしっかり手続きが必要ではないか、それ以外のことは申し上げない」。

森会長は、12日に開かれる組織委員会の合同懇談会で、辞任の意向を正式に表明するとみられている。

(FNNプライムオンライン2月12日掲載。元記事はこちら

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