森会長 辞意表明へ 新会長が直面する課題とは


辞任する意向を固めた森会長は、12日午後の組織委の臨時会合で辞意を正式に表明する見通し。

森会長は11日、Jリーグ初代チェアマンの川淵三郎氏と面会し、川淵氏は会長に選出された場合、引き受ける意向を示した。

川淵氏が後任に就任した場合、何が課題にとなるのか。

まず1つ目は、観客問題。

川淵氏は、以前から観客を入れないオリンピックに開催意義はないと公言していて、11日も記者団に対して、「これは強力に言うつもりだ」と明言している。

そのほかにも、感染防止対策や開催費用の削減策などに関して、IOC(国際オリンピック委員会)や東京都とともに取り組むことになる。

そのためには、森会長がこれまで築いてきたIOCのバッハ会長との個人的な信頼関係を築くことが特に重要だとされている。

また川淵氏が、新会長に就任するとしても、今後複雑な手続きを踏む必要がある。

会長というのは、理事の中から選ばれなければならないとされているため、川淵氏は今現在就任している評議員を退任し、そのあと理事会を招集して、川淵氏が理事になってから理事同士の互選で新会長に選ばれるプロセスとなっているが、新体制発足までは、少なくとも1~2週間かかるとみられている。

開幕まで半年を切る中、3月10日にはIOC総会、そして25日には聖火リレーが始まる。

また、観客人数の上限などは、春ごろまでに決まる見通しで、新会長の手腕が問われることになる。

(FNNプライムオンライン2月12日掲載。元記事はこちら

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