初のワクチン きょう日本到着 ファイザー製 予定より2日早く
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感染予防の切り札ともいわれる、新型コロナウイルスワクチン。
ついに、日本へやってきた。
ファイザー社のワクチンを積み込んだ第1便。
12日午前10時20分ごろ、成田空港に到着した。
ワクチンの到着は、当初の予定より2日早まった。
迅速な接種を目指すことや、ワクチン輸送の安全性を確保するために到着を早めたものとみられる。
12日夜、厚生労働省の専門部会で、ワクチンの特例承認の可否が判断される。
そして、当初より1日前倒して、14日にも正式承認される見通しになった。
17日からは、医療従事者1万人から2万人を対象にした優先接種が始まる見通し。
ワクチンの接種へ向けた動きが加速する日本。
感染状況は、減少傾向にある。
12日、東京都で新たに確認された感染者は、307人。
6日連続で、1日の新規感染者数が500人を下回った。
一方、最前線の戦力として期待されているのが、看護士の卵たち。
千葉県にある看護専門学校。
14日に控えた国家試験へ向けて、卒業生や講師たちによるオンラインでの激励会が行われていた。
卒業生「わたしたちのときは、インフルエンザでさえ、ハラハラドキドキだったんですけど」
実は、看護師や医師など、およそ20の職種の国家試験については、感染などで受験ができなかった場合でも追試はない。
勤医会東葛看護専門学校3年・井上桃香さん「(感染)対策とか頑張っているんですけど、不安は、試験が終わるまでは捨てきれないと思ってます」
看護学生からの不安の声を受け、日本看護系大学協議会などは、追試の実施を求めている。
しかし厚労省は、追試の問題を作成する人員の確保が難しいなどの理由で、現在のところ、追試を行う予定はないという。
新型コロナ対策の改正特別措置法が13日に施行されるのを前に、政府は12日、基本的対処方針を改定する。
(FNNプライムオンライン2月12日掲載。元記事はこちら)
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