ワクチン 14日にも特例承認へ 第1便が日本到着
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ワクチン第1便が日本に到着した。
国の特例承認を経て、17日にも、医療従事者を対象に先行接種が始まる見通し。
12日、東京都で新たに新型コロナウイルスに確認された感染者は307人。
神奈川県で154人、埼玉県で124人、千葉県で117人、大阪府で89人、福岡県で87人、北海道で75人などとなっていて、全国では1,290人と、6日連続で2,000人を下回った。
そうした中、12日、成田空港に到着したのは、ファイザー社製のワクチンの第1便。
当初の予定より2日早まった。
迅速な接種を目指すことや、ワクチン輸送の安全性確保のために、到着を早めたものとみられる。
感染拡大防止の切り札とされているワクチン。
田村厚労相「ファイザーの新型コロナワクチンを特例承認することについて、承認して差し支えないという結論をいただいた。このワクチンに関しては、新型コロナウイルス感染症と戦ううえで、大きな役割を果たすと、ずっと思ってきている」
田村厚労相は12日夜、厚労省の専門部会で特例承認することが認められたと述べた。
接種の対象年齢については、16歳以上で、妊婦の接種も可能。
3週間間隔で、2回接種することとしている。
世界各国で、すでにワクチン接種が進む中、日本での接種が遅れていることについては。
田村厚労相「ファイザーのいろいろな治験を見ても、数%しかアジア人はいないわけでして、日本の中で十分に治験ができていないのが、どうしても遅れる大きな要因であったと」
ワクチンは、14日に正式に特例承認される見通しで、17日からは同意が得られる先行医療従事者1万人から2万人を対象に、国内初の接種が始まる予定。
菅首相「できるだけ早く国民の皆さんに接種できるように、しっかり取り組みたい」
(FNNプライムオンライン2月13日掲載。元記事はこちら)
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