福島第一原発5・6号機で使用済み燃料プールから少量の水あふれる
Newsfrom Japan
- English
- 日本語
- 简体字
- 繁體字
- Français
- Español
- العربية
- Русский
13日午後11時8分ごろ、福島県と宮城県で震度6強の激しい揺れを観測する地震があった。
福島県では、中通りと浜通りで震度6強の地震を観測した。
地震発生時の福島市の映像では、カメラが激しく揺れ、地震の大きさを物語っている。
東京電力によると、この地震の揺れにより、福島第一原発の5号機と6号機で、使用済み燃料プールから少量の水があふれたという。
外部への影響はなく、周辺の放射線量を測るモニタリングポストの数値にも変化はないという。
一方、常磐自動車道・相馬インターチェンジから新地インターチェンジで土砂崩れが発生。
このほか、東北自動車道と磐越自動車の一部区間でも通行止めとなっている。
本山優紀記者「郡山市内の住宅街にある店の看板が、地震により倒れました。車の1車線をふさいでいて、車が通れない状況です」
福島県などによると、家具の下敷きになるなど、少なくとも31人がけがをしたほか、各地で断水や停電が確認されている。
また、福島県内では、64カ所の避難所が設置され、およそ200人が身を寄せている。
(FNNプライムオンライン2月14日掲載。元記事はこちら)
[© Fuji News Network, Inc. All rights reserved.]