需要UP! 新様式「住宅改造」 感染防止の“プチリフォーム”

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“おうち時間”が増えた今、「自宅の改造」に踏み切る人が増えている。

神奈川・横浜市にたたずむ築23年の2階建てに住む後藤賢治さん(65)は、2020年11月、この一軒家をプチリフォームした。

後藤賢治さん「ウイルスを中に持ち込まないということで、まずは手洗いをと」

後藤さんは、家の外の玄関脇に約8万円かけて手洗い場を設置した。

さらに家のトイレは52万円をかけ、“非接触型の最新トイレ”に。

ドアを開けると電気がつき、そばに行くと便座のフタが開く仕様になっている。

後藤賢治さん「用を足して出てくると、勝手に水が流れてフタが閉まります」

また、洗面台でも泡石けんが自動で出てくるようにしており、何も触らずに手が洗えるようになっている。

一方、子ども部屋は床を張り替え、壁にワーキングデスクを付けるなど、34万円をかけ落ち着いたテレワークスペースに。

後藤賢治さん「元々子ども部屋だったんですけど、空いたところを有効に使わせてもらおうと思って」

でも、子どもの成長を記した思い出の柱だけは、以前のまま残している。

手洗い場・トイレ・テレワークスペースなど、かかった費用は総額100万円。

後藤賢治さん「孫たちが来ても安心して過ごせるように、多少お金をかけて感染防止をしていこうという考え」

実は今、“おうち時間”が増える中、新型コロナの感染対策や新たな生活様式を取り入れたリフォームやリノベーションの需要が高まりを見せている。

リフォーム業者「フレッシュハウス」によると、相談件数は多い時期で“前年の倍”。

“一番人気”は手洗い場の増設で、お値段約10万円で設置可能。

施工期間も2日と短く抑えられるため、気軽に感染対策ができるという。

そして、こんなリフォームをする家庭も増えている。

家族で“ステイホーム公園”と名付けたこのスペースは、リビング。

外出自粛中の子どもたちが家でも遊べるようにと、ボルダリングやハンモックなどを設置。
その費用は19万円だった。

一方、家の一部分だけでなく、全体を新たに作り替える「フルリノベーション」にも注目が集まっている。

東京都内の高層マンションの一室では、玄関入ってすぐ左手に”手洗い場”が。

こちらに住む40代の女性は、フルリノベーションを行い、元々あった5畳の洋室をひとつつぶして、玄関に靴を履いたまま利用できる“手洗い場”を設置した。

フルリノベーションをした40代女性「入っていただいて、来ていただいた方に手を洗っていただいたり、消毒をしてもらったりしています」

また、靴置場の上にくぼみを作り、ハンガーを掛けられるように。

帰宅した際コートなどに付着したウイルスを、部屋に持ち込まないようにする対策だという。

外資系企業に勤めるこの女性は在宅勤務が多くなったことをきっかけに、中古のマンションを購入。1月27日に入居したばかり。

1,000万円以上をかけ、コロナ禍仕様にリノベーションしたのは全部で2カ所。

手洗い場などを設置した玄関と、和室だった部屋だ。

フルリノベーションをした40代女性「机をモニター置いたりとかするので、幅のあるものを作っていただいて。ここにガラスボードを貼って、自分の仕事が今何があるのを書いたり、予定表とかをかけたりしています」

和室だった部屋が、まるでオフィスのようなテレワークスペースに。
開放感のある窓で換気もしっかり。

フルリノベーションをした40代女性「引っ越したばかりなので、自分の家という実感はまだこれからですが、徐々に良い感じの生活ができるんじゃないかなと思っています」

高まるリノベーション需要。
住環境にもコロナ時代のニューノーマルが生まれてきつつあるようだ。

(FNNプライムオンライン2月15日掲載。元記事はこちら

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