日経平均株価 30年半ぶりに3万円台 市場には警戒する声も
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企業の決算発表で相次ぐ業績予想の上方修正などを受け、日経平均株価が30年半ぶりに、3万円台を回復した。
週明けの東京株式市場は、幅広い銘柄に買いが入り、平均株価の終値は、先週末に比べて564円08銭高い、3万84円15銭だった。
ワクチン普及による経済の順調な回復への期待が広がる中、決算発表で業績予想を上方修正する企業が相次いでいることなどが背景で、3万円を回復するのは、およそ30年半ぶり。
平均株価は、感染拡大による経済の打撃で、2020年2月から大きく下落し、3月下旬には、1万6,000円台となったが、世界の中央銀行が金融緩和で大量の資金を供給し続ける中、上昇基調をたどっていた。
市場関係者の間では、「期待が先行する形で投資資金が株価を押し上げているが、実際の経済状況からかけ離れたペースなのでは」と警戒する声も聞かれる。
(FNNプライムオンライン2月15日掲載。元記事はこちら)
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