小田急線が4時間ストップ 駅は「密」状態 長蛇の列も


16日朝の小田急線・経堂駅、駅構内が人でごった返した。

きっかけは、小田急線の線路で起きたトラブル。
これにより、新宿から成城学園前駅の間で運転見合わせとなった。

復旧の見通しが立たないため、駅員は、ほかの私鉄を案内。

改札付近には、スマートフォン片手に待つ人や疲れたように座り込む人。

3密を避けるように呼びかけられる中、駅構内は密状態となった。

外に出てみると、バスで学校や仕事に向かおうとする人々の長い列ができていた。

乗客「タクシーもこんなに並んでると乗れなさそうなので、走って山下駅に行くぐらいしかないかな」

朝のラッシュ時を突如襲った、今回のトラブル。

小田急電鉄によると、16日午前7時30分すぎ、代々木上原駅で信号が切り替わらなくなったため調べたところ、構内の線路に亀裂が見つかったという。

その影響で、隣の代々木八幡駅付近では、警報音が鳴る中、踏切をふさぐように電車が停止。

その踏切前で待っていた男性は、しびれを切らしたのか、しばらくすると危険を承知で電車の下をくぐっていった。

また、線路上には、途中で止まった電車を降り、歩いて最寄りの駅に向かう乗客の姿もあった。

影響は、大学入学試験にも及んだ。

16日が試験当日だった早稲田大学。

開始時刻に遅れてしまい、急いで構内へと駆け込む受験生の姿があった。

小田急線のトラブルを受け、早稲田大学は、予定されていた入試スタート時刻を午前10時40分まで繰り下げるなどの対応をとった。

受験生「1時間目の(開始予定時刻は)9時40分から。本当は30分前に集合という形だった」

繰り下げた開始時間をさらに過ぎた午前11時10分ごろ、母親とともに構内へと急ぐ受験生。

はたして間に合ったのだろうか。

受験生の母親「早稲田に電話したら11時30分までならなんとか入れてくれるって聞いて、小田急線の遅延で受けられないのはあまりにもかわいそうなので、なんとか間に合ってほしいって気持ちで。あとは力を出し切ってほしいです」

慶応大学でも今回の遅延を受け、日吉キャンパスでの入学試験開始時間を1時間半ほど遅らせたという。

その後、運行が再開されたのは、トラブルから4時間ほどがたった午前11時すぎのこと。

16日のトラブルで、小田急線は上下あわせておよそ200本が運休し、およそ20万人に影響したという。

小田急電鉄で、亀裂が入った経緯などくわしく調べることにしている。

(FNNプライムオンライン2月16日掲載。元記事はこちら

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