ワクチン国内接種始まる 医療従事者4万人が先行


ついに17日に始まった医療従事者へのワクチンの先行接種。
東京・目黒区の病院では、12人が接種を受けた。

接種方法は、腕に針をほぼ垂直に刺す筋肉注射。
痛みや接種後の副反応は?

看護師A「そんなに痛くなかった。(体調の変化は?)特にないです」

看護師B「インフルエンザは注入中に結構痛みがあるんですけど、今回は刺した時は少し何か刺さった感じはしたんですが、注入中は全然痛くなかったです。(腫れは?)特に痛みも腫れもないです」

事務員「すっごい痛いっていうわけではないけど、普通にチクッといった感じで、ほかの予防接種と同じぐらいかとは思うんですけど。(今のところ体調の変化は?)特にないです」

感想を聞いた5人中4人が痛みなし。1人がチクッと感じたとのこと。

また、病院によると、接種を行った12人全員に体調の変化はなかったという。

午後1時にワクチンが届いた千葉県の千葉労災病院。
30分後から準備を始め、解凍具合を見ながら午後4時半ごろから接種が始まった。

新型コロナ患者専用病棟 看護師「患者さんでコロナの方を見ているので、仕事をするうえでの感染のリスクが減るのかなという思いがあったので受けました。インフルエンザの注射とかだともう少し痛かったんですけど、それに比べたら全然痛くなかったです」

この病院では17日、12人が試験接種を受けたが、話を聞いた少なくとも8人には副反応はなかったという。

今回、先行接種を受ける医療従事者は約4万人。
そのうち2万人は接種後に観察日誌をつけ、安全性の調査に協力する予定。

先行接種をあわせると、接種を受ける医療従事者は370万人。

その後、3,600万人の高齢者が対象となり、基礎疾患のある人などへと続くが、具体的なスケジュールはまだ示されていない。

その理由の1つが、海外で作られるワクチンがいつどれくらい供給されるのか不透明なため。

菅首相は17日の国会で、ワクチンの国内での開発・生産が必要との認識を示した。

菅首相「まさに国内で開発・生産ができる体制を確立しておくということは、危機管理、極めて重要な危機管理、こう申し上げたいと思います」

ワクチンの国内製造に向け、動き出している企業もある。
神戸市にあるJCRファーマの工場内に、ワクチンの原液を作る装置が設置されている。

イギリスの製薬大手アストラゼネカと契約を結び、厚労省からワクチンの承認が得られれば、9,000万回分の原液を国内製造することになる。

(FNNプライムオンライン2月17日掲載。元記事はこちら

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