あと5カ月「全力で大会成功に」 大会組織委 橋本聖子新会長 正式に決定


東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の新たなトップに選ばれた、橋本聖子新会長。

大会組織委・橋本聖子新会長「大変大きな重責を担わせていただくことになりました。身が締まる思い」

そのあいさつでは、参加者から笑いが起こった。

一礼して入ってきた、橋本聖子氏。
隣に座る馳浩元文科相ら、周りの理事に何度も頭を下げた。

午後4時に開かれた、“ポスト森”を決める組織委員会の理事会。

ここで、会長に選出された橋本氏が、あいさつに立った。

大会組織委・橋本新会長「私が会長をお引き受けさせていただく背景には、男女平等の問題があった。今までの経験を生かしながら、組織委員会の会長という立場で、全力で東京大会の成功に向けて、まい進していきます」

森前会長より、27歳若い、56歳の女性会長。

その橋本氏の後任大臣をめぐって起こった笑いが...。

大会組織委・橋本新会長「丸川大臣の名前が、先ほど、あの...まだではありますけど」

内定段階だったため、手を振って場を収めようとした、丸川珠代参院議員。

橋本新会長と入れ替わる形で、五輪相に再登板することになった。

18日午後6時から、就任会見に臨む橋本新会長。

とはいえ、就任受諾まで、事態が二転三転したことは否めない。

17日朝までは、大臣を続ける姿勢だった橋本氏が、なぜ就任要請を受ける姿勢に転じたのか。

スポーツジャーナリストの二宮清純氏は、「自分がいなかったら、五輪ができないという危機感があったんだろう」とみている。

政府・与党内には、「首相官邸と意思疎通ができるのが大きい」と橋本新会長を歓迎する声がある一方、IOC(国際オリンピック委員会)や東京都などとの調整力を不安視する声も出ている。

気になる点は、もう1つ。

後任の会長として、名前が浮上して以降、世界で報じられているのが、過去のスキャンダル。

日本選手団の団長を務めた7年前のソチオリンピックで、男性フィギュアスケート選手にセクハラをしたとの報道が、再びクローズアップされた。

そうした中で、橋本新会長は、組織委員会を立て直すことができるのだろうか。

スポーツジャーナリスト・二宮清純氏「これまで、良くも悪くも森さんのワンマンチームだったが、これからはワンマンチームじゃなくて、ワンチームと、みんなのチームワークで戦うんだと、そういう組織形態に変わるんではないかと」

(FNNプライムオンライン2月18日掲載。元記事はこちら

https://www.fnn.jp/

[© Fuji News Network, Inc. All rights reserved.]

FNNニュース