「橋本新会長はアイアンレディ」女性3トップで五輪成功へ始動…連携どうなる?小池氏・丸川氏に“5年前の因縁”


小池都知事と面会し、連携を確認した橋本聖子新会長。

丸川オリンピック・パラリンピック担当相も加わり、女性3人で新たな船出。

19日午後4時45分ごろ、東京都庁を訪れた橋本聖子新会長。

小池知事に就任のあいさつを行った。

小池百合子都知事「(IOCには)彼女は、“アイアンレディー”鉄の女だといって、メールを打っておきました。みんなも喜んで、よかったという、そういうお返事をいただいているところです」

大会組織委・橋本聖子会長「東京大会を成功させるために、小池知事と全力で取り組んでいかなければいけない問題がたくさんある。スピード感を持ってやっていきたい」

午後5時半すぎには、丸川珠代新五輪相も笑顔で都庁へ。

東京都、組織委員会、そして国。

女性の3トップ体制で迎えた新たな船出。

しかし、その前途は多難。

19日、大会組織委員会を訪れた橋本新会長。

スタッフから拍手で迎えられ、笑みを見せた一方、壇上では声を震わせながら熱く訴えた。

橋本聖子会長「国民の皆さまに、信頼・安心して東京大会をやってよかったと思ってもらえる大会にすること、それが私にとっての務めであるとすれば、大臣を辞しても、意味と価値のあるものだと決意をした」

その橋本会長から、五輪相ポストを引き継いだのが、丸川珠代新五輪相。

丸川珠代新五輪相「オールジャパンの大会だという思いです。今回、あらためて多様性と調和ということの原点にかえるべきであるという思いを強くした私の就任だったのではないかと思います」

女性3人での再スタート。

残された時間は、わずか。

小池都知事「ようやく世界標準に日本が近づいた。10周遅れだったけど、8周遅れか7周遅れじゃないか」

しかし、その連携には、不安もささやかれている。

特に、小池知事と丸川新五輪相には、過去に浅からぬ因縁があった。

それは5年前、小池知事が初めて挑んだ都知事選でのこと。

丸川五輪相は、別の自民党推薦候補を応援し、小池氏を激しく攻撃した。

丸川氏(2016年7月)「スタンドプレーはできるけど、チームプレーはできない。こういう人は、都知事にしなくていいんじゃないかと思います」

午後5時半すぎ、笑顔で向き合った2人。

過去の遺恨を水に流して、1つになれるのか。

こうした関係性に、政府関係者は「3人とも、森さんに世話になってきたから、ルーツは同じだけど、方向性がバラバラだからかみ合わないはず。橋本さんじゃなきゃ、それぞれと話ができないでしょう」と話した。

連携の鍵を握るとみられる橋本会長。

19日、その立場に疑問の声が上がった。

立憲民主党・安住国対委員長「自民党の自民党による自民党のためのオリンピックにしようとするんだったら、この人事には、徹底的にわれわれは、異議を申し立てようと思ってます」

こうした声をふまえ、橋本会長は、一転して離党を決断。

19日午後、離党届を提出した。

橋本聖子会長「今、幹事長に離党届を提出させていただきました。一点の曇りもない気持ちの中で離党を決意し、あらたな出発ということで、全力を尽くしていきたい」

(FNNプライムオンライン2月19日掲載。元記事はこちら

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