中国「海警法」を“初”の批判 米政府「近隣国脅すため...」
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中国海警局に外国船舶に対する武器の使用を認めた「海警法」を、アメリカ政府が初めて公の場で批判した。
アメリカ国務省のプライス報道官は、19日に行った電話記者会見で、中国の海警法について、「近隣国を脅すために使われる可能性がある」と批判した。
そのうえで、「中国が海警法を発動することによって、不当に主権を主張することを懸念している」と述べ、「日本など同盟国との公約をアメリカは堅持する」と強調した。
沖縄県の尖閣諸島周辺では、中国海警局の船が領海侵入を繰り返す中、アメリカ政府は、防衛義務の履行を約束することで、中国をけん制した。
一方、第11管区海上保安本部によると、20日午前、尖閣諸島の日本の領海内に、中国海警局の船2隻が侵入した。
このうち1隻は、砲らしきものを搭載していた。
中国の「海警法」が2月1日に施行されて以降、領海侵入は5回目。
(FNNプライムオンライン2月20日掲載。元記事はこちら)
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