ワクチン接種1回でも効果!? 官房長官は「慎重な検討を」 河野氏「ゆっくり広げる」


東京都で新たに確認された感染者は、178人。
1日の新規感染者数が200人を下回ったのは、2020年の11月24日以来、およそ3カ月ぶり。

医療従事者への先行接種が始まっているワクチンをめぐっても、新たな動きがあった。

自民党のプロジェクトチームが、2回の接種が必要とされるファイザー社のワクチンを、1回の接種のみで進める可能性について議論を始めた。

海外の研究では、1回でも高い予防効果があるとするものもあり、十分なワクチン供給が見通せない中で、多くの人への接種を進められる可能性がある。

これに対し、加藤官房長官は、慎重な姿勢。

加藤官房長官「2回接種を前提に、有効性・安全性が確認され、薬事承認されている。直ちに1回接種で十分といえるかについては、これは慎重な検討が必要ではないかと」

FNNがこの週末に行った世論調査では、ワクチンについて「期待する」と答えた人は、90.2%。
1月より13ポイント増えた。

ワクチンを「接種する」との回答も、5.5ポイント増え、74.7%に上がった。

高い期待感の中で、4月から始まる予定の高齢者の接種。

21日夜、フジテレビの番組に出演した河野規制改革相は、「少しずつ」、「ゆっくり」広げるとの考えを示した。

ワクチン接種担当・河野規制改革相「なかなかファイザーからの(ワクチン)供給が日本に向け、立ち上がってこない中で、そのしわ寄せは、やはり高齢者のスケジュールに影響が出てくると思います。(高齢者の接種は)ゆっくり広げていきたいと思っています」

ワクチンの供給量が限られることから、4月からの高齢者の接種については、地域などを限定して始め、その後、段階的に拡大する方針を示した。

その中で、各自治体に求めたのが、高齢者の中でも、“接種の優先順位”をつけること。

河野規制改革相「自治体によっては、100歳以上から始めようとか、介護施設に入ってらっしゃる高齢者の方に、お医者さんが行って打ち始めようとか。いろんなことを、それぞれの自治体の実情に合ったように考えてくださってると思いますので」

およそ3万4,000人の高齢者がいる神奈川・海老名市。
河野規制改革相の新方針は、寝耳に水だったという。

海老名市 健康推進課・安宅道善課長「ここまで市民の方にしてみれば、65歳以上の方は一斉に予約は取れると思っている。どちらにしても、海老名市にワクチンがどのくらい入るのかという供給量を早めに知らせていただかないと、それに見合った年齢の方を対象にあてるとか、優先順位というのは決めていかないといけなくなるので、そのへんの整理は必要かなと考えている」

(FNNプライムオンライン2月22日掲載。元記事はこちら

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