“お花見”に工夫さまざま コロナ禍で密を回避


延長されていた緊急事態宣言が21日、解除になる1都3県。

桜の開花も進み、お花見シーズンを迎える。

そうした中、2021年は、「密」を避けながら楽しむお花見が人気を集めている。

ゆったりと進むクルーズ船から眺める満開の桜。

こんな趣向を凝らしたお花見を楽しめるのが、神奈川・横浜市にある「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」。

20日から、レストランのランチビュッフェと桜クルーズの両方を楽しめる期間限定のプランが始まった。

横浜の桜の名所の1つ・大岡川。

その川沿い3.5kmに並んだ、およそ600本の桜を、ホテル専用のクルーズ船「ル・グラン・ブルー」に乗船して鑑賞する。

「密」を回避するため、クルーズ船の定員は、およそ40人から20人と半数に減らした。

広報担当・川井優子さん「(お花見クルーズの特徴は?)混雑を避けながら、船の上からお花見が楽しめる。そういうところが魅力ではないかと思います」

2020年は中止になった「桜クルーズ」。

今シーズンは、3月の週末分が、早くも満席になるほどの人気だという。

広報担当・川井優子さん「(人気の理由は?)不要不急の外出自粛が続いている中、日本ならではの季節を感じるイベントを楽しみたいと思う方が多いのではないか」

一方、都内にあるタクシー会社「日本交通株式会社」。

在籍するドライバーおよそ1万人のうち、東京シティーガイド検定をクリアしたドライバーが、都内のお花見スポットを案内してくれる。

例えば、タクシーの窓越しに見えたのは、皇居周辺の桜。

タクシーという、完全にプライベートな空間で、「密」を避けながらお花見を楽しめるのが最大の特徴。

さらに、タクシー会社ならではの強みも。

今が見頃の桜はどこかリアルタイムでわかること。

EDS(エキスパート・ドライバー・サービス)事業部長・久米由美さん「都内を走る約1万人の乗務員が、常に開花情報を共有しておりまして、それによって、利用者に、その日その時の一番見頃の桜を案内できる」

2020年は、緊急事態宣言の影響で、桜のシーズンにもかかわらず、予約がストップした「お花見タクシー」。

ところが、今シーズンは新規の利用者の予約が増えているという。

EDS(エキスパート・ドライバー・サービス)事業部長・久米由美さん「(予約状況は?)親子連れ・夫婦・カップル・女子旅という2人組での予約が多く、(タクシーという交通手段が)安心・安全であるということを感じていらっしゃる方が多いのではないかと思います」

クルーズ船に、観光タクシー。

コロナ禍の中、「密」を避けながら、お花見を楽しんでもらえるよう、企業の努力はまだまだ続く。

(FNNプライムオンライン3月20日掲載。元記事はこちら

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