河井克行被告、一転買収認める 「当選を得たい気持ち」


大規模買収事件で、公職選挙法違反の罪に問われた元法相・河井克行被告(58)が、被告人質問で、「全般的に選挙買収について争わない」と述べ、一転して買収を認めた。

東京地裁前から、風巻隼郎記者が中継でお伝えする。

胸に議員バッジをつけて堂々と出廷した克行被告だが、妻について問われると、口元に手を添えて数十秒黙り込む様子も見られた。

克行被告は2019年、妻の参院選をめぐり、地元議員ら100人におよそ2,900万円を配り、買収した罪に問われていて、これまで無罪を主張していた。

23日の被告人質問で、克行被告は、妻との共謀などについて一部無罪を主張したものの、「妻の当選を得たいという気持ちが全くなかったとは言えない。全てが買収目的であったわけではないが、全般的には選挙買収について争うことはいたしません」と、一転して買収の罪を認めた。

これまで全面否認していた背景について、妻のことを考えたか問われると、「当選に泥を塗るのではないか、汚れを与えてしまうのではないか、妻とその支持者の尊厳を守るためにも、わたし自身の潔白を主張してきました」と時折、言葉に詰まりながら説明した。

政治進退について問われると、「衆議院議員を辞することにしました」と、議員辞職について表明した。

(FNNプライムオンライン3月23日掲載。元記事はこちら

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