上海家電見本市 日本メーカーが強みアピール 中国に開発拠点設ける社も
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世界3大家電見本市の一つが、上海で開幕。
中国の巨大市場を狙う日本メーカーも、強みをアピール。
専用の眼鏡がなくても、自分の目で3Dの映像を見ることができるというシステム。
ソニーが最新技術を投入して出展したこのシステムは、モニターの上部に内蔵されたカメラが見ている人の目線を自動解析し、最適な形で3Dの映像を映し出す。
また、フードロス対策がとられているパナソニックの冷蔵庫は、利用者の音声解析などが可能な独自の技術で、中に入れられた食材を管理し、無駄なく食材を消費できるメニューを提案してくれる。
訪れた人は、「食品の分類や保存をする日本の技術は素晴らしい」、「こういうデジタル家電は、今後必ずはやると思う」などと話した。
パナソニックでは近年、中国の消費者ニーズに応えるため、専用の開発拠点を中国国内に設けた。
パナソニック中国・北東アジア社の呉亮常務「パナソニック全体を背負ったつもりで、しっかりと中国事業を発展させなければ」
今回の見本市には1,000社程度が参加し、日本企業ではほかにも、シャープが世界最大の8Kディスプレーを展示。
日立は、ネット通販の生中継で商品をPRした。
中国の巨大市場を狙う日本メーカーの動きは、今後、さらに活発になるとみられる。
(FNNプライムオンライン3月24日掲載。元記事はこちら)
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