聖火リレー 121日間の旅 「復興五輪」かかげ


7月に開幕する東京オリンピックの聖火リレーが25日、福島県からスタートした。

「復興オリンピック」を掲げ、およそ1万人のランナーが、121日間かけて全国を走り、思いをつなぐ。

聖火が走る福島・広野町から中継でお伝えする。

JR広野駅の東口の一帯は、東日本大震災の津波で浸水した場所。

少しずつ復興も進んでいて、目を移してみると、新しくホテルやオフィスビルなども建ったが、更地もまだ目立っていて、復興途上という印象を受ける。

コロナ禍で声を出しての応援はできないが、沿道には、応援グッズを手に、その瞬間を待つ住民の姿がある。

1年越しの聖火リレーは25日、全国の先陣を切って、サッカーの聖地・Jヴィレッジから始まった。

無観客でのグランドスタートとなったが、組織委員会の橋本会長やサンドウィッチマン、石原さとみさんなどが駆けつけた。

サンドウィッチマン・伊達みきおさん「きれいになった被災地も見ていただきたいですし、まだ全然立ち入ることもできないところもあります。そういったところも、素直に見せていただきたいなと」

石原さとみさん「目標があるということは、生きる希望になるんだなと、ランナーの方だけじゃなく、多くの方が目標を持って、明るく前向きに生命力を高めて、生き抜いていってほしいなと心から思います」

そして、震災が起きた2011年に被災地へ「希望」を届けてくれた、なでしこジャパンのメンバーが第1走者として、聖火リレーのスタートを切った。

つながれた聖火は、「未来のかけ橋」と名づけられたこ線橋を通過した。

「復興五輪」と位置づけられた東京オリンピック。

文字通り、被災地の「未来へのかけ橋」とするために、「福島県、そして被災地の今」を国内だけでなく、世界中の皆さんに見ていただきたい。

(FNNプライムオンライン3月25日掲載。元記事はこちら

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