2カ月遅れ「歌会始の儀」 お題は「実」 フェイスシールド着用し
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新型コロナウイルスの影響で延期となっていた、新春恒例の宮中行事「歌会始の儀」が皇居で行われ、出席者の一部はオンラインで参加した。
歌会始の儀は、感染拡大により、およそ2カ月延期され、宮殿で初めてフェイスシールドとアクリル板が使用された。
入選者の一部は、オンラインで参加し、天皇皇后両陛下や皇族方の前で詠み上げられた。
2021年の歌会始のお題は「実」で、皇后さまは、感染拡大により、大きく変わった日常の中、変わらない自然の力を詠まれた。
「感染の 収まりゆくをひた願ひ 出で立つ園に梅の実あをし」
最後に、感染症の収束を願われる陛下の和歌が詠み上げられた。
「人々の 願ひと努力が実を結び 平けき世の到るを祈る」
2022年のお題は「窓」で、3月26日から9月末まで受け付けられる。
(FNNプライムオンライン3月26日掲載。元記事はこちら)
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