古賀稔彦さん告別式 「稔彦先輩...早すぎますよ」 後輩・吉田秀彦さん最後の別れ


芸術的な一本背負いで「平成の三四郎」と呼ばれ、愛された古賀稔彦さん。

葬儀・告別式には、多くの柔道関係者らが参列し、53歳の若さで旅立った故人との別れを惜しんだ。

古賀さんを兄のように慕う吉田秀彦さん(51)「稔彦先輩、早すぎますよ。亡くなる前日、会いましたね。そのとき、手を握って『頑張って』と声をかけたら、先輩は手を握り返してくれましたね。その感触が今でも残ってます」

涙ぐむ吉田秀彦さんは、中学生時代から同じ寮で過ごし、古賀さんを兄のように慕う間柄だった。

しかし、バルセロナオリンピックでは、直前の乱取りで全治2カ月の重傷を負わせてしまうアクシデント。

それでも、選手村で相部屋だった2人は、励まし合い、固い絆で乗り越え、ともに金メダルを獲得した。

古賀さんを兄のように慕う吉田秀彦さん(51)「この先輩と過ごした10年間で、強い精神力、勝つためには何をしなければいけないのかを学びました。そんな強い精神力を持った先輩が、まさか、がんに負けるとは思いませんでした。共に過ごしたバルセロナの10日間を見ていたので、先輩なら、必ずがんに打ち勝って、また奇跡を起こしてくれると信じていました。今まで、先輩のまねばかりしてきました。先輩のまねをすれば強くなれるんだな、先輩がひげを生やせば、ひげを生やして試合に出ました。でも、こんなに早く死ぬことだけはまねできません。先輩、東京でやる五輪、見たかったですよね。日本選手の活躍を、楽しみに見守ってください。先輩にさよならは言いたくないので、お疲れさまでした」

(FNNプライムオンライン3月29日掲載。元記事はこちら

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