ジブチで海賊対処の自衛隊員2人コロナ感染 20人が隔離
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防衛省は3日、アフリカ東部で海賊対処行動などにあたっている陸上自衛隊員2人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。
2人と接触した20人の隊員も隔離されている。
アフリカ東部のジブチは、自衛隊唯一の海外拠点で、海賊対処や日本に関係する船舶の安全確保のため、海上自衛隊の哨戒機部隊や陸上自衛隊を中心とする支援隊など、約170人がジブチ空港に隣接した宿営地を拠点に活動している。
感染が確認されたのは、20代と30代の陸上自衛隊員の男性。
発熱やせきなどの症状があったため、2日に抗体検査を行い、陽性が確認された。
2人は宿営地内で隔離され、容体は安定しているという。
また、2人と同じ部屋だった隊員など20人も隔離されている。
防衛省は「ローテーションを変更するなどして、現時点では任務に支障は出ていない。引き続き感染拡大防止に努めていく」とコメントしている。
ジブチ国内では、3月下旬から新型コロナウイルスの感染者が急増していた。
(写真提供:防衛省)
(FNNプライムオンライン4月3日掲載。元記事はこちら)
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