聖火リレー 愛知きょうも“密” “まん延防止”の大阪「中止する」


愛知・半田市の川沿いに集まった、大勢の人、人、人。

その目当ては、オリンピックの聖火リレー。

愛知県2日目の6日は、豊橋市からスタート。

第1走者は、地元出身のフィギュアスケーターの鈴木明子さんだった。

このほか、元SKEの松井玲奈さんなど、地元ゆかりの著名人も聖火をつないだ。

大勢の人が待ち受ける岡崎城。

「走って追いかけたりしないように、手を振って、拍手とかで応援してあげてください。走って追いかけると、大変危険ですので」といった呼びかけがあった。

登場した聖火ランナーは、岡崎市出身の「キャイ~ン」の天野ひろゆきさん。

拍手では収まらない。
黄色い歓声が飛び交った。

沿道には、大勢の人が駆けつけ、やっぱり「密」な状態に。

5日、初めての大都市となる名古屋で行われた聖火リレー。

名古屋一の繁華街、栄では、聖火を写真に収めようと、二重、三重の人だかりに。

街の人からは「初めて見たので、すごいなって。貴重な体験だった」、「なんとか見られた。期待して見てたので、ちょっとでも見られてよかった。(聖火を見るために来た?)はい、来ちゃいました」といった声が聞かれた。

観客による沿道の密は、夜になっても続いた。

「密にならぬよう、前後左右の方とは適切な距離を取って、ご覧いただきますようお願いいたします」と注意を呼びかけるが、聖火ランナーが現れると、集まった人たちは「密」な状態のまま。

ランナーが走る方へと移動を開始。

「聖火ランナーと並走しないでください。その場で立ち止まって観覧お願いします」といった呼びかけもあった。

こうした沿道の「密」に、6日、丸川オリンピック・パラリンピック担当相が苦言を呈した。

丸川五輪相「私も正直、ちょっと多かったなという感想がありまして。例えば、片側通行止めにしていただいて、広く見ていただけるスペースをとっていただくこと、あるいは割り切って、公道ではないところに移すなどの対策を」

まん延防止等重点措置が適用された大阪市では、公道での聖火リレーについて、中止することを大会組織委員会に正式に申し入れした。

また、およそ20人のランナーの救済策として、公道以外の公園や競技場で代替措置の実施も求めた。

大阪市・松井市長「なんとか聖火を持って、少しでも走れるような形をぜひつくってもらいたい」

一方、2021年2月に、いち早く聖火リレーの中止の検討を表明していたのが、島根県。

しかし6日、丸山知事が、大会組織委員会の関係者と面会。

一転、県内での聖火リレーを開催する方針を申し入れることが、関係者への取材でわかった。

丸山知事は、スポンサー関係の車両や参加者を絞り、簡素な形になるよう条件をつけて実施する方針。

(FNNプライムオンライン4月6日掲載。元記事はこちら

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