大阪“赤信号”医療非常事態宣言 東京「まん延防止」要請へ準備


大阪府は、新規感染者が初めて800人を超え、医療体制の非常事態宣言を出した。

赤くライトアップされた大阪のシンボル、通天閣。
そして、太陽の塔。

大阪府・吉村知事「(新規感染者数は)この2週間で4倍の速度。一気に感染が急拡大するのが、今回の感染の特徴。われわれは、これは当然“第4波”と認識している」

7日、大阪の新規感染者は878人にのぼり、初めて800人を超え、過去最多に。

重症病床の使用率は70.5%にのぼり、大阪モデルで最も深刻な事態を示す赤信号の基準となる使用率70%を超え、府は、医療非常事態宣言を出した。

吉村知事「これまでの『まん延防止等重点措置』夜8時までの時短要請など、さまざまあるが、大阪府内全域における不要不急の外出自粛の協力をお願いしたい」

兵庫、奈良、和歌山でも新規感染者が過去最大となり、緊急事態宣言が先行解除された関西圏では、感染者数が急増している。

また、新潟でも過去最多となる34人の感染を確認。

沖縄は155人で、過去2番目に多い感染者数になるなど、全国の新規感染者は、およそ2カ月ぶりに3,000人を超え、3,450人だった。

一方、東京の新規感染者は555人で、およそ2カ月ぶりに500人を上回った。

直近7日間の新規感染者数の平均は、前の週と比べて115.6%で、増加傾向が続いている。

こうした中、7日に小池知事が示したのは、今後の感染者数のシミュレーション結果。

それによると、1週間20%ずつ増加する現在の感染スピードを維持した場合、6月13日に新規感染者が1,000人を超えると分析。

また、20%ずつ増加した場合は5月12日、50%ずつ増加した場合は4月22日に1,000人を超えるとしている。

東京都・小池知事「1週間に50%ずつ増加すると、5月半ばには4,000人という数字がはじき出される」

こうした状況を受け、小池知事は、まん延防止等重点措置の要請に向けて、準備段階に入ったことを明らかにした。

小池知事「『まん延防止等重点措置』の要請に向けた準備に入る段階だと考えている。あすモニタリング会議があるので、専門家の意見を聞きながら、速やかに判断していきたい」

最初の緊急事態宣言から、きょうで1年。

感染の勢いはとどまることを知らず、収束の糸口はまだ見えていない。

(FNNプライムオンライン4月8日掲載。元記事はこちら

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