再生ペットボトル“目標”50% “異物”混入を防ぐ!「知恵の箱」

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使用済みのペットボトルを新たなペットボトルへ。
リサイクルを推し進める、ある斬新なアイデアに注目した。

都内の自動販売機の脇にある、ごみ箱ではなく、リサイクルボックス。

あるアイデアで、ペットボトルの分別回収にひと役買っている。

40代「こういう形なら、すごく(リサイクルに)ありがたい。ほかのものが入らないでしょうし」

30代「投函(とうかん)口が入れにくい。余計なごみが入らない」

今、飲料メーカーや鉄道事業者などが積極的に取り組む、使用済みペットボトルを再びペットボトルとして使用する水平リサイクル“ボトルtoボトル”。

全国清涼飲料連合会は、現状では10%程度のボトルtoボトル再生率を、2030年には50%まで引き上げると発表した。

そのために乗り越えなければならない課題が、ほかのごみなど異物の混入。

ペットボトルの水平リサイクルを可能にするためには、まずは、リサイクルボックスに空のペットボトルだけを集めること。

ペットボトルであっても、ラベルやキャップを外す。
飲み残しも異物。

高い品質が要求される再生ペットボトルでは、飲み残しだけでなく、ほかのごみによる汚れ、雨水などの混入も品質の低下を招くという。

その対応策として発明されたのが、最新のリサイクルボックス。

東京都の渋谷駅などに設置した実験では、異物の混入率が43%から29%へ大きく減少した。

異物混入を防ぐ目からうろこのアイデア。
そのポイントは、“下からポイッ”。

新しいリサイクルボックスは、投入口が上からでも横からでも入ることがなく、下からしか入れることができない。

仕組みとしてそうなっていて、なぜ、下からがいいのかという利点が3つある。

まず、下からしか入らない仕組みにすることで、心理的にも異物を入れられないというところ。

紙のほかにも、雨水も入らない。
雨水も、リサイクルするうえでは不純物と判断されていくという。

そして、3つ目は、よく夏など氷が入ったままつい入れてしまうケースをよく見る。
ただ、これは、サイズ的にプラスチックのカップは入らない。

本当にペットボトルのみが回収できるのでため、純度の高いものが回収されるということになる。

ペットボトルのキャップは事前に取り、ラベルも剥がして中身もないというのが一番純度の高いものとなる。

(FNNプライムオンライン4月20日掲載。元記事はこちら

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