コロナ禍に空前の「ブーム」到来 「釣りガール」を魅了する“変化”


コロナ禍、関係者も驚くほどのブームとなっているのが「釣り」。
しかも、女性を中心に、とのこと。

釣りに恋した理由を探った。

4月18日、静岡市清水港で開催された釣りイベント。
100人以上の参加者の中で、半数以上が女性だった。

コロナ禍でアウトドアに行く人が増えているが、釣りはそもそも、さおを振るため、隣との間隔を空けて行う。

つまり、「密」になりにくいレジャー。

コロナ禍にわき起こった“空前の釣りブーム”について、イベント主催者に聞いた。

日本釣振興会 静岡県支部 副支部長・大澤恒幸さん「(コロナ禍)家族連れで釣りに行くと、お母さんが面白いと感じ、魚釣りにハマってしまう。あと、若い女性が釣りに興味を持っていますね」

釣りをおしゃれに楽しむ。

釣り好きの女性が集まる「釣りガール」というコミュニティーもある。
記念写真のお決まりは、顔の近くに釣った魚を持ってくるポーズ。

女性たちをひきつける、釣りの魅力とは何なのだろうか。

釣りブームの秘訣(ひけつ)、その1、「釣った魚は格別のおいしさ」。

お母さんと子ども2人で来た家族。
この日だけで、ベラ、カサゴ、キスを合計13匹釣り上げ、早速、その日の夕食で天ぷらにしたそう。

ほかの参加者も...。

参加者(釣り歴1年)「(釣りで釣った魚はおいしい?)おいしいです。スーパーで買ったのとは全然違います」

釣りブームの秘訣その2、「釣った魚がすぐわかる」。

1カ月前に釣りを始めたばかりの女性。
釣りが好きになった理由を尋ねると、取り出したのは、スマホ。

30代(釣り歴1カ月)「これなんですよ! 自分が釣った魚も記録に残しておける」

AIを駆使したアプリ。

釣った魚が何だかわからない、なんてことは過去のこと。
写真を撮るだけで、その魚を判別し、記録してくれる。

女性のコレクションは現状3匹だが、これからも記録を増やしていこうと思ったようになったという。

30代(釣り歴1カ月)「こういう魚なんだぁって、食べられるとか、食べられないとかも(アプリに)書いてある。(釣り具を)車に積んでおいて、好きなときにやります」

釣りブームの秘訣その3、「女性向け釣り用品も充実」。

2020年、老舗釣り具メーカー「ダイワ」が行ったファッションショー。
機能面だけでなく、スタイリッシュなデザインで女性の人気を集めている。

東京都内の釣具店では、入るとすぐに、ダイワのアパレルが前面に並ぶコーナーを大きく展開。

お店のイチ押し商品が、レインウェア。
お値段は、上下セットで8,272円。

キャスティング東久留米店 副店長・大友和弥さん「普段使いでも、十分かっこよく着ていただけると思います」

ほかにも、レギンスと組み合わせるとかわいいショートパンツや、腕の日焼け防止になるロンググローブも売れているそう。

一方、女性が釣りに抵抗を感じる理由は、エサのにおいや、魚を直接触れないこと。

こうした問題を解決してくれるのが、サビキ釣り用のエサ「アミ姫」。

釣り具のブンブン相模原店・森本美郁さん「こちらですね、エサなんですが、すごくフルーティーなお香りがマスキングされています」

さらに、魚をつかむトングも。

釣り具のブンブン相模原店・森本美郁さん「挟んでつかむことができるので、手を汚さずに、お魚をつかむことができます」

空前の釣りブーム。

その勢いは、まだまだ止まりそうにない。

(FNNプライムオンライン4月21日掲載。元記事はこちら

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