飲食対策中心から「人流」に転換 “短期集中”で


今回の緊急事態宣言での対策の内容と期間に関する政府の思惑について、国会記者会館から、フジテレビ政治部・山田勇記者が中継でお伝えする。

菅首相の周辺は、今回の宣言について、「今までより踏み込んだ厳しい対策だ、だから長くはできない」と説明している。

政府関係者は、今回の宣言について、「人の流れを抑えることが最大のテーマ」だと語っていて、これまでの飲食中心の対策から大きく、かじを切ったといえる。

また、宣言期間が5月11日までと短期になったことについては、「まん延防止措置の期間にそろえた短期集中の対策だ」と強調しているが、政府内には「根拠がわからない、17日間で本当に解除できるのか」との声もある。

国会で野党側は、3週間は必要だと主張していた尾身会長の認識をただした。

立憲民主党・山井和則議員「きょう決まろうとしているのは、4月25日から5月11日、2週間強。これ、短すぎないか」

分科会・尾身茂会長「短期間で『ステージ3』、『ステージ2』の方向に、5月11日の時点で行くことを期待するが、必ずしも、そうなる保証がない」

尾身会長は、11日での解除に不安をのぞかせたが、首相周辺は延長はないと断言している。

一方、IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が5月17日に来日する前に、宣言を解除したいという思惑について、政府関係者は否定するものの、首相周辺は「その前に終えたいのは誰だってそう思うでしょう」と漏らしていて、菅首相は23日、あらためて東京大会への決意を示した。

菅首相「新型コロナの感染拡大を抑え、安心・安全な大会を実現できるよう、全力を尽くすことが私の責務であると考えている」

菅首相は、23日夜に会見を行うが、過去2回の宣言を上回る強い措置をとることについて、理解と協力を得るための丁寧な説明が求められる。

(FNNプライムオンライン4月23日掲載。元記事はこちら

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