4都府県に緊急事態宣言 都内の百貨店は臨時休業


東京・大阪・京都・兵庫の4都府県に25日、発令された緊急事態宣言。

狙い通り、人の流れの抑制につながったのか、各地の様子をまとめた。

東京・銀座の百貨店の入口には、休業を伝える張り紙が。

25日、東京・大阪・京都・兵庫の4都府県に、3度目となる緊急事態宣言が発令された。

街の人「毎週日曜日に(銀座に)来ているけど、きょうは少ないと思った」、「思ったより人が多くてびっくりした。きのうは混んでて、きょうはパッといなくなるのかと思ったら、そう変わらない」

人出が減っているという人もいれば、思ったよりも多いという人も。

東京・池袋の百貨店では、地下の食品売り場と理容室や眼鏡店など一部の店舗を除いて、25日から臨時休業となった。

食品売り場は営業しているが、1階以上は臨時休業ということで、エスカレーターも止まっている。

エレベーターも、1階より上のボタンにカバーがかけられ、押せないようになっていた。

街の人「(臨時休業は)しょうがない。生活必需品だから、食品はね。開いてないと困る」

東京の観光地・浅草では、多くの店が、シャッターを下ろしていた。

街の人「寂しいの一言」、「いつもの浅草とは雰囲気が違う」

取材班が数えたところ、商店街の87店舗のうち、25日に営業していたのは、およそ4割にあたる36店。

浅草名物の人形焼などを販売している店に営業を続けている理由を聞くと...。

人形焼手焼せんべい亀屋・高木麻巳店長「きのう急に(要請が)来て、休業要請の内容が1日2万円くらいの補償だったので、うちみたいな作業員がいるところだと、2万円ではまかなえない」

そうした中、25日、多くの人が訪れていたのは、原宿・竹下通り。
午後2時ごろには、通りの向こうまで人が多くいて、混雑しているように見えた。

渋谷のスクランブル交差点も、いつものように多くの人たちが行き来している。

街の人「(人出は)一緒、むしろ多い」、「(宣言は)またか、みたいな感じ。これですぐ感染者が収まればいいな」などと話した。

東京都では、百貨店などの大型店舗に加えて、遊園地などにも事実上の休業要請をしている。

東京・後楽園にあるアミューズメント施設、東京ドームシティも25日から休園していて、ジェットコースターや観覧車は止まったままになっていた。

そうした一方で、東京都内に4つある寄席は、“無観客”という要請には応じず、客数を減らしたうえで、通常通り興行している。

寄席に出演した桂小南さん「国民が生活していくうえで、娯楽、笑いは必要。こういう時こそ、笑いの力で」

25日、落語を見た人は、「コロナで緊張が続いている中で、笑うことでリラックスできたかな」と話した。

25日、東京都では、新たに635人の感染が確認された。

一方、同じく25日から、緊急事態宣言が発令された大阪府。
新たに1,050人の感染が確認された。

街の人「週末の梅田のこのあたりはすごいので、先々週に比べれば全然違う。人波が確実に減っているようでよかった」

大阪・ミナミの人出も少ないように見える。

京都の人気の観光地・嵐山。
緊急事態宣言が発令された25日も観光客の姿はあったが、普段の週末と比べると、ずいぶん少ないという。

嵐山商店街・細川政裕会長「まん延防止等重点措置でお客さんの出足も鈍り、最終的に緊急事態宣言でとどめを刺されたような感じ。恐怖・心配・焦り・諦めという感情が湧き上がっている」

緊急事態宣言の期限、5月11日までに新規感染者を大幅に減らすことができるのか。

勝負の17日間が始まった。

(FNNプライムオンライン4月25日掲載。元記事はこちら

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