サウナ、パワハラ騒動にけじめ 大阪・池田市長“条件”付き辞意表明


市役所に家庭用サウナを持ち込んだり、職員へのパワハラ行為など、数々の問題が取り沙汰されている大阪・池田市の冨田裕樹市長(44)が辞意を表明した。

大阪・池田市で26日午後2時すぎに行われた、市長の緊急会見。

池田市・冨田裕樹市長「心よりおわび申し上げます。一連の騒動における、けじめと責任を取るため、私は市長を辞職させていただきます」

謝罪したうえで辞職の意向を示した冨田市長は、市役所に家庭用サウナを持ち込んだり、職員へのパワハラ行為など、数々の問題が取り沙汰されている。

辞意を表明したが、その時期については...。

池田市・冨田市長「高齢者の方々の命と安全が担保される環境が整ったとき、高齢者へのワクチン接種が行き届いたときに辞職をさせていただきたい」

“今”ではなく“高齢者へのワクチン接種が終わったあと”を希望。

実は池田市議会では、4月27日、市長への不信任決議案が可決されるとみられている。

池田市・冨田市長「(可決されれば)必ず選挙になり、市民の皆さま、特に高齢者の皆さまを危険にさらすことになる。それだけはなんとしても避けなければならない」

冨田市長が、市役所の市長控室に私物のサウナなどを持ち込んでいたことが発覚したのは、2020年秋。

伊藤翔太リポーター「ベッドがある部屋の隣には男子トイレがあるんですけれども、中を見てみると、筋トレグッズでしょうか。電子レンジもあります。さらにトイレを見てみると、ドライヤーまであって生活感にあふれています」

その後も、タクシーチケット約16万円分を私的に利用していた問題や、職員へのパワハラ行為などが次々と明らかに。

池田市議会は虚偽答弁などについて、罰則を科すことができる百条委員会を設置。

4月12日、百条委員会は調査報告書を公表。
サウナの持ち込みなどについて「あるまじき行為」とするなど、「市長としての資質を著しく欠き、不信任決議が相当」と結論づけた。

その不信任決議が27日に迫る中での辞意表明。

冨田市長は会見に「闇との戦い」などと書かれたフリップを持ち込み、今回の問題の背景には、池田市をめぐる権力闘争があると訴えた。

池田市・冨田市長「池田の政治を刷新しなくてはいけないという強い意志があります」

不信任案が可決されれば、冨田市長が10日以内に議会を解散しなければ失職し、市長選挙が行われることになる。

(FNNプライムオンライン4月26日掲載。元記事はこちら

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