丸川五輪相が東京都に苦言 「よく聞いて...」小池知事反論


5年前の都知事選以来、因縁の間柄にある、小池都知事と丸川オリンピック・パラリンピック担当相。

新たな火種となっているのは、オリンピックへの看護師派遣の要請だった。

大会組織委・武藤事務総長「約500人の看護師について検討していただけないかというお願いをいたしました。もちろんこの大前提は、地域医療に悪影響を与えないようにする必要あります」

大会組織委員会は26日、日本看護協会に大会期間中、原則5日以上従事できる看護師500人の確保を要請したことを明らかにした。

感染状況の急激な悪化で看護師不足が懸念される中、政府としてどうサポートをするのか。

27日の会見で質問された丸川大臣は、不満をあらわに、「まず今後(サポートが)必要になるのかどうかということについて、東京都に明らかにしていただきたいというのが私の正直な思いです。私の知るかぎり、東京都がこの厳しいコロナの状況の中で、(五輪を)開催するために、どのように取り組んでいくのか具体的なことを、まだ私たちにお示しもいただいておりませんし、東京都の考えがまったく聞こえてきませんので、非常に懸念しております」と答えた。

医療スタッフの確保について、報告も依頼もないと、東京都の対応に苦言を呈した丸川大臣。

東京都の関係者からは、反発の声が聞かれた。

都の関係者「オリパラ担当大臣として、都連選出の議員として自覚に欠け、責任転嫁を図ろうとする器の小ささを感じる」

そして、午後5時半、小池知事が取材に応じ、しっかりコミュニケーションをとる考えを強調した。

小池都知事「あす、その会議もあって、すでに実務的には詰めております。これは連携しながらやっていくことでありますので、コミュニケーション、しっかりとっていく必要があると思います。あす、いずれにしましても、5者会議でそういったことも詰めながら、安全・安心な大会にすべく、それぞれが力を出していくということであります」

オリンピック開幕まで3カ月を切る中で表面化した、国と都の対立。

現在の医療体制だけでなく、問題の解決に向けた時間にも余裕はない。

(FNNプライムオンライン4月27日掲載。元記事はこちら

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