小池都知事「感染爆発迎えるかも」 東京 感染者1000人目前でGW入り


4月28日、東京都では新たに925人の感染が確認された。
ゴールデンウィーク前、渋谷の様子は、多くの人が行き交っている印象だった。

新たに925人の感染が確認された東京都。
新規感染者が前週の同じ曜日を上回るのは28日連続で、増加傾向に歯止めがかかっていない。

緊急事態宣言下で迎える2回目のゴールデンウィーク。

人出が減らない現状に、小池知事も危機感を強めている。

小池都知事「このままの状況がずっと続くと、ゴールデンウィークの期間を過ぎても感染者数の増加が続くことになる。感染爆発のタイミングを迎えるかもしれない」

感染爆発の危機に言及した小池知事。

路上のみが問題となっている東京都。
小池知事は、酒を売るコンビニを対象とした新たな策を打ち出した。

小池都知事「今なせることは、まずコンビニの皆さんに酒類の提供を控えることをご協力お願いするとか、ポスターをすでに“路上飲み”が行われそうな近くのコンビニにお届けしているので、張り出していただく」

東京都は、路上飲みが多く行われている繁華街などの店舗にポスターを掲示するほか、路上飲みのために酒を購入するとみられる客への販売を控えるようコンビニ各社に協力を求めた。

女性「ポスター貼っても響かないのかなと。販売をいったん止めるとか、自宅じゃないと飲んではいけないってするとか」

直面する課題はまだある。

28日午前に開かれた4都県の知事によるテレビ会議で、小池知事は、「都民・県民の皆さんにも、1都3県に遊びに出ないで。都県境を越える移動は1都3県内で、生活に必要な場合に限ってほしい。来年こそ、笑顔でゴールデンウィークを迎えられるように」と呼びかけた。

27日の夜、神奈川・川崎市には、酒を飲むために訪れた越境都民の姿があった。

東京・品川区在住の男性「東京飲めないよって言われて、川崎だ! 川崎だ!って、きょうここに来ました」

東京・港区在住の女性「『東京ダメですよ! 神奈川OKですよ!』って言ったらこうなりますよね」

さらに、4月28日の神奈川・藤沢市の江の島周辺では...。

佐久間みなみアナウンサー「こちらの車は『世田谷』と書いてあります。都内のナンバーですね」

平日にもかかわらず、駐車場には東京など、県外ナンバーの車が多く止まっていた。

神奈川県は、ゴールデンウィークの密対策として、記載されたQRコードをスマートフォンなどで読み取ると、江ノ島周辺のどこが混雑しているかがわかる看板を設置した。

かき入れ時のゴールデンウィーク、江ノ島名物の生しらすを提供する店は複雑な心境だ。

海花亭・佐藤貴弘店主「毎日の仕入れ状況も非常に悩んで営業しています。(観光客に)『来ないでください』とはなかなか言いづらい。複雑です」

政府分科会の尾身会長は、開催まで3カ月を切った東京オリンピック・パラリンピックについて言及した。

政府分科会・尾身会長「感染のレベルがどうなのか、医療の逼迫(ひっぱく)はどうなのかを考慮して、オリパラに関する議論をしっかりやるべき。そういう時期に来た」

その東京都以上に感染状況が深刻な大阪府では28日、過去最多となる1,260人の感染が確認された。

29日からのゴールデンウィークは、まさに感染対策の正念場となる。

(FNNプライムオンライン4月28日掲載。元記事はこちら

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