「ナチュラルローソン」で「ウォルト」の配送開始 コンビニxデリバリー拡大

経済・ビジネス


ローソンが28日から東京都内のナチュラルローソン13店舗で始めたのは、フィンランドのフードデリバリーサービス「ウォルト」による配達。

店内で販売する食料品や日用品など、およそ400品目が対象となる。

ローソンではすでに、「Uber Eats」などを使った配送を行っていて、新たなフードデリバリーサービスを導入することで、さらなる利便性の向上につなげたいとしている。

このニュースについて、コンビニで商品開発などに携わってきたマーケティングアナリストの渡辺広明さんに話を聞く。

三田友梨佳キャスター「また1つ、新たな組み合わせによるデリバリーサービスが始まりましたね」

渡辺氏「市場が広がる中なんですけれども、『ウォルト』は、提携先の数を追い求める戦略を取っていないんです。例えば、丁寧な配送で顧客のホスピタリティを重視するということを取っていて、東京のコンビニでも、女性客に圧倒的な支持があるナチュラルローソンから展開することでも、ブランディングを最も大事にしていることがわかると思います」

三田キャスター「今後は、フードデリバリーがより身近なサービスとして定着していきそうですね」

渡辺氏「2020年は、実はすでに6,000億円の市場があるんですけども、前年の1.5倍になったんです。ローソンの担当者に取材すると、世界の状況をかんがみると今の3倍ほどの市場規模が伸びる可能性があると指摘して、僕もそうなるんじゃないかと思っています」

三田キャスター「3倍ですか」

渡辺氏「今までフードデリバリーは、大都市圏中心のサービスだったんですけども、コンビニの取り扱いが増えることによって、地方都市にもっとどんどん拡大していくんじゃないかと考えられます」

三田キャスター「一方で、コンビニにとってデリバリーを開始するメリットは、どんなところにあるんでしょうか」

渡辺氏「やはり売り上げですよね。例えば、住宅立地の商圏距離というのがあるんですけども、だいたいコンビニって約500メートル弱と言われているのですが、フードデリバリーサービスを活用すると、だいたい2km~3kmに商圏を拡大することができます。今後、アフターコロナでも、日本は人口減なので、コンビニもお客さんが待っているだけでなく、デリバリーのようにお客さまの方に攻めていくっていうビジネスが、今後求められていくと思います」

三田キャスター「デリバリー業界の争いが、ますます激化してきそうです」

(FNNプライムオンライン4月29日掲載。元記事はこちら

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