あすからGW “宣言”の影響各地で まん延防止の対象地域も拡大


29日からの大型連休を前に、さまざまな自粛が呼びかけられ、各地に影響が出ている。

29日からのゴールデンウィークを前に開かれた、首都圏の知事によるテレビ会議。

東京都・小池知事「全国の皆さまには、1都3県に遊びに来ないで。都民、県民の皆さまも、1都3県から遊びに出ないでください」

人の流れを抑えるため、ゴールデンウィーク中は、都と県をまたぐ移動を控えるよう訴えた。

神奈川県・黒岩知事「ことしも“我慢のウィーク”。今は神奈川に遊びに来ないで」

千葉県・熊谷知事「仕事だとか、さまざまな事情の中で、県外ナンバーの方々がお越しになる場合もある。丁寧なメッセージの発信を私どもも心がけていきたい」

こうした中、神奈川県、千葉県、埼玉県では29日から、まん延防止等重点措置の対象地域が拡大された。

対象に追加された3県の26の市と町の飲食店には、5月11日まで、午後8時までの時短営業や酒類の提供自粛が要請される。

新たに対象となった神奈川・鎌倉市の老舗居酒屋では、「そば屋で一杯」と書かれた立て看板や店内のお酒のメニューも外された。

「川古江家」・橋本高広代表「当店は133年続いているのですが、わたしの代でつぶすわけにはいかないので、厳しいですけど、できる範囲での営業は続けていこうと思っている」

影響は、要請対象外の地域にも。

岡山県を代表する温泉観光地・湯原温泉の老舗旅館「油屋」。

例年、ゴールデンウィークには、関西方面を中心に全国から多くの観光客が訪れるが...。

油屋・高橋忠孝社長「(予約が)入っていたのが全部消えて、5日からも全然入っていない」

3月には、いったん満室になったゴールデンウィーク中の予約も、関西3府県や東京都への緊急事態宣言の発令を受けて、27日までに12件がキャンセルに。

この油屋は、2020年に全国に拡大された1回目の緊急事態宣言で、4月中旬から5月末まで休館を余儀なくされた。

2021年こそは、と期待を寄せていただけに、社長は肩を落とす。

油屋・高橋社長「(お客さんに)ご遠慮くださいとか自粛とか考えたこともなかった。営業するだけで、電気代や人件費もかかる。できれば営業したまま違う形ででも部屋を使ってもらうという形ができれば一番いい」

(FNNプライムオンライン4月29日掲載。元記事はこちら

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