飛び込んで世界を変える “最年少 女性市長”の思考法


働く人に役立つプラスαな考え方に注目する「αism」。

36歳で当選した女性市長。
後に続く人たちのために示した壁の壊し方とは。

2020年4月、当時36歳。
女性としては、史上最年少で市長に当選した内藤佐和子さん。

就任から1年、情報通信技術を用いた教育モデルや同性カップルの家族関係を認めるパートナーシップ制度の拡充など、新たな政策を次々と打ち出す彼女には、独自の改革スタイルがあった。

徳島市・内藤佐和子市長「男性だからこう、女性だからこうと決めつけるんじゃなくて、できる環境をそれこそ整えたら、たぶんできる人は増えていくと思うので、誰がまず初めに飛び込むかというところを改善したい」

3月、応援購入サイト「Makuake」と連携協定を結んだ徳島市。

中小企業・女性経営者の販路拡大や、女性・若者の起業支援の面でサポートを受けるというもので、これまでとは一線を画した女性活躍政策も進めている。

徳島市・内藤市長「子育てしながら、キャリアを積んでいくのは大変なことだと私自身もすごく思う」

三田友梨佳キャスター「徳島市としては、女性の働きやすさについてどのように向き合っていますか?」

徳島市・内藤市長「待機児童をいかに減らしていくか、街として何ができるかを考えないといけない。保育士さんや養成校に話をしに行き、どうすれば保育士が増えるのか、働きやすくなるかも含め、徳島全体で働きやすい環境をつくっていこうと考えている」

政治の世界に足をふみ入れるきっかけにもなったジェンダーギャップ。

初めて問題意識を感じたのは、小学生のころだった。

徳島市・内藤市長「小学校の時に、サッカーをやりたかったが、サッカーと野球は男子がするもの、バレーとバスケは女性がするものっていうようにその小学校ではカテゴライズされていた。わたしが(男子サッカーチームに)入ると、新しい女の子がチームに入ってきて、ジェンダーギャップは、1人誰かが始めると、そこは男女関係なくなってくる。誰かが飛び込み、それを外部に発信しないといけない」

三田キャスター「わたしたちアナウンサーも、アナウンサーではなく、いまだに『女子アナ』と言われることもあって、その度に男性であっても女性であっても信念はそれぞれなのにな、と少しもやもやとしてしまう部分もあるんですけども」

徳島市・内藤市長「やっぱり女性が少ないから、“女性市長”と呼ばれていると思うので、それを逆張りで“女性市長だからこういうことをやっている”という発信の材料にできればいい。“市長は女性でもできる”、“政治家も女性でもできる”と、1人でも多くの人が思ってくれれば、“選挙に出てみようかな”と、なかなかならないとは思うが、そういうことに1人でもつながればいい」

三田キャスター「次の世代に向けては、どんな社会をつくっていきたいですか?」

徳島市・内藤市長「次世代に続く女性政治家が、もう少し活動しやすいような環境基盤を残していきたいし、次世代の若い人たちと何ができるか考えるだけじゃなく、実行していくことをやっていきたい」

三田キャスター「内藤さんが市長になったことで、政治が身近になったというお母さん方や若い女性が増えているそうです。女性が政策、意思決定の場にあがれるような仕組みを役所はもちろん、多くの企業につくっていく必要があると語るその言葉にも強い覚悟を感じました」

(FNNプライムオンライン4月29日掲載。元記事はこちら

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