“酒飲んで大声”や“マスク外し大騒ぎ”も…音楽イベントに1万人近い客集まり「超密」状態 大村知事が猛抗議

社会

全国から客が集まった大規模イベント

大声をあげて熱狂する若者たち…。8月29日、愛知県常滑市で開かれた音楽イベントの様子だ。

緊急事態宣言が発令されている中で会場は“超密”な状態、大声を出したりアルコールを飲んだりする人もいたようだ。こうした事態に大村知事が猛抗議した。

リポート:
こちらで、1万人近い人たちが集まった大規模な音楽フェスが開催されました

会場となったのは、中部国際空港に隣接する愛知県の施設「Aichi Sky Expo」。29日午前9時から午後8時ごろまで、ヒップホップ系の音楽イベント「NAMIMONOGATARI 2021」が開かれた。


県によると、チケット約8000枚が販売・配布され、全国からファンが集まったという。


参加者が撮影した映像を見ると、大声で歌ったり、客同士の体が触れ合ったり。中にはマスクを外して騒ぐ客もいて、“超密”な状態だ。さらに…。


リポート:
現在、撤収作業が行われているライブ会場ですが、お酒が提供された跡でしょうか。ビールの空き缶が確認できます


一夜明けた会場には、ビールなどの空き缶やビールサーバーのようなものが残っていた。


会場ではアルコールの提供があり、酒を飲みながら大声で騒ぐ人もいたという。

愛知県知事と常滑市長が痛烈批判

今回の事態を受けて30日、愛知県の大村知事は次のように話した。

大村秀明 愛知県知事:
こういう状況で、何で私に一言も報告がないのかと。極めて残念ですね。事前に強く要請したことについて守られていないということは、極めて問題であり大変遺憾であると。主催者に対しまして、極めて問題であり遺憾だという旨を伝え、厳重に抗議の意を表したい


一方、常滑市では…。

常滑市民A:
ちょっと勘弁してほしいなっていう感じですね。コロナがこれだけはやっている環境では考えられないですね

常滑市民B:
何やっているんだろうって感じです。ここに住んでいる身としては「えー」って感じです

30日の市議会で、「市民の努力を愚弄する悪質なイベント」と遺憾の意を示した常滑市の伊藤辰矢市長は…。

伊藤辰矢​ 常滑市長:
非常にありえない状況だと思いました。密集だし、マスクをされてない方も多かった。チケット販売済みの落語のイベントもあったんですが、それも払い戻しをしてもらって中止にしましたし、市の公共施設もすべて閉鎖しています。市民の皆さんががんばっている最中なのに、なんでこんなイベントができるんだ、こんな対策なしでやれるんだと本当に強い憤りを覚えました


愛知県は主催者に抗議するとともに、今後は県などが管理する場所での開催を認めない方針だ。

(東海テレビ)

(FNNプライムオンライン8月31日掲載。元記事はこちら

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