お盆明け「人の流れが急増」 新学期“子ども感染”リスクも


東京都内のクリニックには連日、小さな子どもたちが訪れている。

2歳4カ月の子が受けていたのは、新型コロナの抗原検査。

お盆をピークに、検査希望者数は落ち着いてきたものの、まだ油断はできないという。

クリニック ばんびぃに・時田章史院長「新学期が始まるので、デルタ株により、感染力の強いコロナウイルスに感染したお子さまたちが学校に行って、広まる可能性が心配されます」

小3の子を持つ親「いよいよ本当に、コロナってここまで来たんだな、怖さがやっと来たという感じ」

東京都では2日、新たに3,099人の感染を確認。

11日連続で前の週の同じ曜日を下回ったものの、都のモニタリング会議では、新たなリスクが示された。

国立国際医療研究センター・大曲貴夫国際感染症センター長「今週はお盆休みによる人流減少の影響を受けて、新規陽性者数が一時的に減少した可能性があります。今後の推移に厳重に警戒する必要がある。また、人の流れが急激に増加しています」

お盆明けの人出の増加にともない、感染者が再び増えることへの危機感。

一方で、感染抑止の鍵となるワクチンについては、対象年齢の子を持つ親から心配の声が聞かれる。

小6の子を持つ親「子どものワクチンを今どうしようか迷っているところです。(12歳になって)境目の年なので、わずか数カ月の差で受けて何も影響ないのか」

さらに、頼みのワクチンには、新たな脅威も迫りつつある。

加藤官房長官「ミュー株の変異には、ワクチンへの影響がある可能性が示唆されている」

2021年1月に、コロンビアで初めて確認された「ミュー株」。

日本でも、空港検疫で2例が初めて確認された。

WHO(世界保健機関)は、ワクチンの効果が弱まる可能性があると指摘し、8月30日に「注目すべき変異株」に位置づけた。

感染力や重症化リスクについては、さらに調査が必要だとしている。

出口が見えない新型コロナ。

自民党総裁選への出馬を表明している岸田前政調会長は2日、独自の新型コロナ対策を発表。

医療難民ゼロや健康危機管理庁の設置などの考えを明らかにした。

自民党・岸田前政調会長「コロナ対策の現状把握、現状認識、楽観的すぎやしないか。こういった声が多数ある」

一方、菅首相は4日連続で小泉環境相と面会し、総裁選について意見交換した。

さらに、首相は2日午後、自民党本部を訪れ、二階幹事長と10分ほど会談。
総裁選に出馬する自身の意向を伝えたほか、週明け6日に行う方向の党役員や閣僚人事について協議した。

今回の人事では、河野規制改革相や石破元幹事長を要職で起用する案が浮上している。

(FNNプライムオンライン9月2日掲載。元記事はこちら

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