池袋暴走 90歳元通産幹部に禁錮5年 東京地裁判決


東京・池袋で、2019年、車が暴走し親子が死亡した事故で、車を運転していた旧通産省元幹部の90歳の被告に、東京地裁は、禁錮5年の実刑判決を言い渡した。

旧通産省の幹部だった飯塚幸三被告(90)は、2019年、池袋で車を暴走させ、松永真菜さん(当時31)と娘の莉子ちゃん(当時3)を死亡させたほか、9人にけがをさせた罪に問われていて、無罪を主張していた。

2日の判決で、東京地裁は、「ブレーキと間違ってアクセルを踏み続けた」と飯塚被告の過失を認定した。

そのうえで、亡くなった2人について、「将来の希望や夢を絶たれ、その無念は察するに余りある」と述べ、飯塚被告に対し、禁錮5年の実刑判決を言い渡した。

最後に裁判長は、飯塚被告に、「認定に納得できるならば、被害者・遺族に過失を認め、真摯(しんし)に謝っていただきたい」と語りかけた。

松永拓也さん「涙が出てきてしまったんですけど、判決が出た瞬間に。これで命が戻ってくるなら、どんなにいいことかなって。人と争い続ける私というのは、2人が愛してくれた私ではないから、本心を言えば、争いを続けたくない」

判決を受け、90歳の飯塚被告が控訴するのか、注目される。

(FNNプライムオンライン9月3日掲載。元記事はこちら

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