「抗体カクテル療法」“8割が回復” 酸素投与が不要になるなど 体制拡充が課題


新型コロナウイルス感染拡大の「第5波」が続く中、感染者数は減少傾向に転じているものの、重症者数は、2日の発表で2,158人と過去最多となっている。

この重症化を防ぐ「切り札」と言われているのが、2種類の抗体を混ぜて点滴で同時に投与する「抗体カクテル療法」。

「抗体カクテル療法」の効果を示すデータが出てきた。

東京都が、都立病院や公社病院で「抗体カクテル療法」で治療した102人のうち、およそ8割にあたる82人が、熱が下がったり、酸素投与が必要なくなるなど、回復したことがわかった。

そして、残りの2割の患者も、重症化や死亡したケースはなかったという。

「抗体カクテル療法」は、発症から7日以内に投与しないと効果がなく、早い段階での投与が必要。

北海道・札幌市や東京都などでは、すでに外来での投与が始まっているが、全国的に見ると、まだ限定的。

全国の自宅療養者が11万人を超える中、軽症者などに、どれだけ行き渡らせることができるのか。

体制の拡充が求められている。

(FNNプライムオンライン9月3日掲載。元記事はこちら

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