高市氏“女性初”へ 安倍前首相から支援 総裁選...注目の河野氏は“W太郎”会談

政治・外交


河野大臣が麻生副総理と会談をするなど、次の首相をめぐる動きが激しさを増している。

一方、女性初の首相を目指す、高市早苗前総務相は、安倍前首相の支援を受けることが明らかになった。

河野ワクチン相「(きょうはどのようなお話でいらしたんでしょうか?)...」

6日午後、急きょ財務省を訪れたのは、ワクチンを担当する河野太郎大臣(58)。

訪問相手は、9月に81歳となる、もう1人の太郎氏。

自民党総裁選に出馬する意向を固めた、河野大臣。

自身が所属する、派閥の会長・麻生太郎副総理と、およそ30分会談した。

総裁選の鍵を握る“ダブル太郎会談”。

麻生派内では、岸田氏や高市氏を支援する動きも出ていて、麻生氏は、まだ誰を支持するのか明らかにしていない。

河野ワクチン相「(麻生さんとはどういう話をされた?)...」、「(立候補への支持は得られた?)...」

河野大臣は、険しい表情で終始無言。
午後4時前の会見でも、答えたのはワクチンの質問のみだった。

河野ワクチン相「(麻生大臣とはどういう話を?)(質問は)ワクチンに限ります、どうぞ」、「(総裁選に出馬しても、ワクチン業務に影響出ないのか?)影響出さないようにしっかりやっていきたい」

支持拡大に向けて、精力的に呼びかけを行っている河野氏。

小泉環境相との連携も模索している。

9月17日告示の自民党総裁選を前に、ポスト菅の争いは目まぐるしい動きを見せている。

この週末に大きく踏み出したのが、初の女性首相を目指す、高市早苗前総務相(60)。

出馬に必要な推薦人20人を確保するめどが立ったとして、立候補する意向を固めた。

およそ30年前の映像。
フジテレビ系列の番組でキャスターを務めていた高市氏。

この3年後に、無所属で衆院選に出馬し、32歳で初当選した。

初登院する高市氏「すごく重い責任を感じています。たくさんの票も背負っているし」

奈良県出身で、大の阪神ファンとしても知られている。
バットを握り、豪快な素振りも披露していた。

2014年には、第2次安倍内閣で女性初の総務相に就任した。

高市氏と近い関係にあるのが、安倍前首相。

3年前の総裁選では、安倍陣営の発足式でこう盛り上げていた。

高市氏「ファイト・オン・シンゾー! よっしゃー」

今回の総裁選でも、安倍路線の継承をアピールする考えの高市氏を、安倍前首相は支援。

自身の出身派閥で、党内最大の細田派の議員を中心に、高市氏への支持を呼びかけている。

ただ、過去に高市氏が派閥を退会した経緯などもあり、細田派内には慎重論も出ている。

さらに、首相になった場合でも靖国神社参拝を続ける意向を示していることも、今後の支持を左右する可能性がある。

次の首相に誰がふさわしいかを聞いた、共同通信の世論調査では、トップの河野氏に、石破茂元幹事長(64)が2位で続いている。

3位は岸田文雄前政調会長(64)で、4位は野田聖子幹事長代行(61)。

高市氏は、5位だった。

3位の岸田氏は、6日もあいさつ回りを続け、支持を訴えた。

岸田前政調会長「必ずかくご...かく。勝つ覚悟で頑張ります!」

一方、出馬するかどうかが注目される石破氏は、この週末、二階幹事長と議員宿舎内で面会し、出馬への協力について協議。
情勢を慎重に見極めているもよう。

その二階氏は午後、菅首相と会談。

「政治空白は許されない。コロナ対策に万全を期す」と党のバックアップを求めた首相に対し、二階氏は、「しっかりやる」と応じたという。

二階幹事長「(総裁選について、意見交わした?)出ていない」

また、3日に61歳の誕生日を迎えた野田氏も出馬に意欲を見せていて、推薦人20人の確保が焦点となりそう。

コロナ禍で行われる自民党総裁選。

野党は、「政治空白ができる」と猛反発している。

立憲民主党・安住国対委員長「両立できないのは総理だけなの? 大臣はできるの? ちゃんと仕事をしてから、自民党の総裁選挙をやってください。私どもの提案9時~5時までは、国会で仕事をしましょうと」

共産党・小池書記局長「国会を開かずに権力闘争に明け暮れている場合かと。ただちに臨時国会を開くべきだ」

次の首相を狙う動きは、さらに激しさを増している。

(FNNプライムオンライン9月6日掲載。元記事はこちら

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