中国の京都模した商店街 開業1週間で閉鎖のワケ

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かやぶきの日本家屋に、灯籠やちょうちん、そして温泉まで。

これ、実は中国の大連で進められている、京都の街並みを再現するプロジェクトのPR動画。

多くの観光客でにぎわうこの施設を記者が訪れてみると、日本風で色とりどりのちょうちんが飾られていた。

このプロジェクトの正式名称は「盛唐・小京都」。

エリア内には、商業施設や別荘などがあり、投資総額は60億元。
日本円で、およそ1,000億円にのぼる。

京都の町並みをうたっているが、よく見てみると、池の中にフラミンゴがいる。

和傘が飾られているところで踊っている人もいた。

京都なのか、中国なのか不思議な感じがあった。

8月25日に商店街の一部にあたる、日本の家電や物産店、日本料理店など29軒がオープン。

オープンからわずか1週間で閉鎖していた。
いったいなぜ?

実は、このプロジェクトをめぐっては、SNS上で、「国の恥を忘れるな」、「これは文化の侵略で戦争の侵略よりもっと恐ろしい」などと、日本風を全面に押し出したことへの反対の声が出ていた。

小京都を訪れた市民に聞いてみると「日本のものはここでは受け入れられない。やはり多くの人は昔のことがあるから」、「大連では日本企業も進出して、たくさん貢献した。過激になりすぎてはいけない」と、賛否両論だった。

施設の営業再開は未定だという。

(FNNプライムオンライン9月6日掲載。元記事はこちら

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