東京など宣言延長の方向 9日にも決定「月末まで」軸に


6日、取材班が訪れたのは、神奈川・横浜みなとみらいにある都市型ロープウエー「YOKOHAMA AIR CABIN」。

外を見ると、みなとみらいの景色が一望できる。

20代「家が近くなんですけど、まだ乗ったことがなくて。時間があったので、行ってみようかなと。(人)少ない」

2021年4月にできたばかりのロープウエー。

しかし、緊急事態宣言などにともない、オープン直後から時短営業と人数制限の措置がとられ、開業以来、通常運行ができたのは、たったの1日だけ。

泉陽興業 ヨコハマエアキャビン事業所・舩田昌宏さん「期待していた人数よりはかなり少ない」

さらに、頭を悩ませているのが、緊急事態宣言の延長。

9月12日までが期限となっている緊急事態宣言。
政府は、東京など首都圏4都県を対象に、延長する方向で検討を進めている。

また、大阪など関西圏の延長も視野に入れていて、延長幅は9月末までとする案が出ている。

9日にも正式決定する見通し。

泉陽興業 ヨコハマエアキャビン事業所・舩田昌宏さん「秋にかけて、お客さまが戻ってきていただけるかと期待しているんですけど、(宣言延長で)やはり少なくなるのかなと予想はしています」

6日の東京都で確認された新規感染者は968人。
7週間ぶりに1,000人を下回った。

全国的にも、感染者数は8月中旬をピークに減少傾向。

しかし重症者数は、依然として高い水準のまま。

この重症者数を減らす切り札として期待されるのが、2種類の抗体を混ぜて点滴で同時投与する「抗体カクテル療法」。

3日、外来患者にも、抗体カクテル療法の使用を始めた昭和大学病院。

やってきたのは、軽症と診断され自宅療養していた50代の女性。

抗体カクテルは、9月3日時点で、都内医療機関の患者1,032人に投与され、およそ75%にあたる771人の症状が改善。

重症化を防ぐ高い効果が期待されている。

昭和大学病院・相良博典病院長「軽症の患者さんで、発症から約1週間以内の患者さんへの対応になる」

都は、およそ120カ所の病院などで、外来患者への治療に抗体カクテルを使う考え。

これにより、逼迫(ひっぱく)する医療現場を救うことができるのか。

昭和大学病院・相良病院長「軽症患者さんだけでベットが埋まってしまうことはない。家で経過を見ることができる治療法であれば、病床逼迫を防ぐことができるだろうと」

実際に外来に来た女性の治療の様子を見てみると...。

まずは「問診」。

来た時の服装のまま、ベッドで横になり、1時間ほど点滴で薬を投与。

その後、およそ2時間経過を観察するなどしたあと、自宅に戻った。

一方、課題も残されている。

昭和大学病院・相良病院長「(帰ったあとで)何らかの症状が出てくる可能性があるかもしれない。フォローアップはしっかりした形で、われわれも把握して対応するということが重要」

(FNNプライムオンライン9月6日掲載。元記事はこちら

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