大混戦!自民党総裁選2021 【政治部タイムライン】

政治・外交

10日(金)

【河野】「日本の礎は皇室と日本語」出馬を正式表明 (午後4時すぎ)

河野規制改革相が自民党総裁選挙への出馬を正式に表明した。河野氏は「日本の一番の礎となっているものは、長い伝統と歴史と文化に裏付けられた皇室と日本語だ」と述べ、「初当選以来、一貫して自民党に所属している」として、自身が保守の政治家であることを強調した。また、「カーボンニュートラルを実現するには省エネ、再生エネルギーを最大限導入する。それでも足りなければ安全が確認された原発を当面再稼働していくことが現実的だ」と語った。


【高市】(河野氏の印象は)「声でかい」(午後1時20分すぎ)

高市前総務相は、河野規制改革相の印象について問われたのに対し「とっても元気な方だと思います」「割と声でかいですよね」と述べた。また、日本の防衛費について「諸外国に比べ、GDP比で見ると少なすぎると思う」と述べ、防衛関係の研究費を中心に増額すべきとの認識を示した。


 

【岸田】医療関係者と意見交換(午前10時ごろ)

 岸田前政調会長は、新型コロナ患者が多く入院する都内の大学病院関係者とオンラインで意見交換を行った。「医療難民ゼロ」などを柱とする自らのコロナ対策をアピールした。


【河野】菅首相に総裁選出馬を報告(午前9時40分ごろ)

河野規制改革相は、閣議前に菅首相と首相官邸で面会し、自民党総裁選に出馬する考えを伝えた。その後の記者会見で「やりとりを申し上げるのは差し控えたいが、『きょう(出馬表明)会見をやります』ということは報告した」と明かした。


 

9日(木)

【麻生】「やるならしっかりやれ」河野氏を激励 (午後9時半ごろ)

麻生副総理兼財務相は、記者団の取材に応じ、河野氏出馬について「最初っから、やるならしっかりやれと。勝たない選挙はやめたほうがいいよと、やる以上は勝たないと。負けると後々面倒くさいから『ちゃんとやることやらないとだめよ』と激励はしました」と述べた。


【菅】「まだ候補者出そろっていない」と述べるに留める(午後8時過ぎ) 

菅首相は記者会見で、自民党総裁選でどの候補を支持するか問われたが「まだ告示になっておらず候補者も出そろっていない。(告示の)17日を迎えた時点で判断したい」と述べるに留めた。また「色々な方が立候補して考え方を述べるのは良いことだと思う」と述べた。


【岸田】麻生副総理兼財務相と会談(午後5時すぎ)

岸田前政調査会長は、財務省を訪れ、麻生副総理と会談した。岸田氏は記者団に対し「状況が変化しているので、(総裁選について)意見交換をした」と述べた。


【河野】10日出馬表明の意向固める(午後1時ごろ)

河野規制改革相は、財務省を訪れ、自身が所属する派閥トップの麻生副総理兼財務相と再度会談するなど詰めの調整を行った。麻生派内で一定の理解が得られる見通しとなったことから、10日に出馬表明会見を行うことを決めた。


【細田派】総裁選の対応協議 下村氏は不出馬(正午すぎ)

最大派閥の細田派が対応を協議し、派閥内から独自候補を擁立しないことを確認した。また下村政調会長は「職務を全うする」として総裁選に出馬しない考えを示した。


【茂木】不出馬を表明(正午すぎ)

竹下派は幹部が集まり総裁選に向けた対応を協議。終了後、派閥の会長代行を務める茂木外相は記者団に対し「派閥として独自候補を出すのは難しい」と述べたうえで、自らも立候補しない考えを明らかにした。


【岸田】テレビ番組出演後、記者団に対し「女系天皇について私は反対」(正午すぎ)

岸田前政調会長は「バイキングMORE」に出演し、自身の経済政策を訴えた。また岸田氏は番組出演後、皇位継承の在り方について、記者団に対し、「女系天皇について私は反対だ。今、そういうことを言うべきではないと思っている」と述べた。


 

【高市】高市氏がインターネット番組に出演(午前9時ごろ)

総裁選への立候補を正式に表明した高市前総務相はインターネット番組に出演した。終了後、高市氏は記者団に対し「今から立候補の届け出日までが勝負」と強調した。


8日(水)

【岸田】FNNの単独インタビューに応じ、河野氏との政治姿勢の違いをアピール(午後6時ごろ)

岸田前政調会長はFNNのインタビューに対し、「(河野氏は)大変発信力もあり突破力もあり、私とはタイプが違う。心が疲れている時だからこそリーダーは国民の心に寄り添って対話を通じて信頼関係を作り協力を引き出していく。私はそういったリーダーとして、この時代を担いたい」などと決意を語った。また、約5年にわたり外務大臣を務めた岸田氏は冷え込む日韓関係について「国と国との間において約束事はしっかり守らなければならない」「ボールは向こうにある」と語った。また、中国に対しては「言うべきことをしっかり言っていく。大国としての振る舞いを考えてもらわなければならない」としたうえで、「価値観を共有する国々とワンボイスでメッセージを発する姿勢が大事だ」と述べた。


【高市】高市氏が出馬表明会見(午後4時ごろ)

高市前総務相が総裁選への立候補を正式に表明した。会見の中で高市氏は「国民の生命・財産を守り、国家の主権を守り抜く使命を果たす」と訴えた。会見はおよそ2時間に及んだ。
自民党総裁選への女性議員の立候補は13年ぶり。

出馬表明会見をする高市前総務相
出馬表明会見をする高市前総務相

【石破】石破氏が二階幹事長と会談(午後1時30分ごろ)

総裁選出馬を巡り、去就が注目される石破元幹事長が自民党本部を訪れ、二階幹事長と会談。終了後、石破氏は記者団に対し「(白紙という)立場には全く変わりはない」と話した。関係者によると、会談は石破氏側から申し入れがあったという。
 


【河野】河野氏が安倍前首相と会談 出馬の考えを伝える(午後0時30分ごろ)

河野規制改革相が安倍前首相の国会内の事務所を訪れ会談。関係者によると、河野氏は安倍氏に対し「今回総裁選に出馬させていただきます」と伝えた。また政策面について「ご懸念には及びません」と話したという。


【岸田】岸田氏が経済政策を発表(午前10時ごろ)

岸田前政調会長が自らの経済政策を発表。「新しい日本型の資本主義の構築に向け先頭に立つ」と述べ、エッセンシャルワーカーの給与引き上げを目玉とする「令和版所得倍増計画」を打ち出した。


7日(火)

【岸田】緊急派閥会合(午後5時すぎ)

岸田前政調会長は自身の派閥の緊急会合を開き「緊張感を持って戦いを進めていきたい」「党員票獲得に向けて、選挙戦を続ける」などと訴え、派閥所属議員に対し、党員票獲得に向けた運動を進めるよう呼びかけた。


【高市】翌日の出馬表明に向け、テレビ出演でアピール(午後4時すぎ)

「Live Newsイット!」に出演し、「総裁選が始まってしっかりと政策討論をやれば負ける気はしない。勝ちにいってやるという覚悟を持ってる」などと意気込みを語った。


【河野】麻生氏と2日連続、3回目の会談(午後3時すぎ)

河野規制改革相は財務省を訪れ、所属する麻生派会長の麻生副総理兼財務相と約30分会談。立候補に理解を求めたものとみられる。麻生氏との会談は2日連続。会談終了後、「方向性は見えたか?」との記者の質問に対し、無言。


(関連記事:河野氏、麻生氏と3度目の会談 総裁選めぐり2日連続

【若手議員】約70人が参加し、総裁選のあり方について議論(午後2時ごろ)

細田派や、岸田派、石破派など当選3回以下の若手議員ら約70人が派閥横断で集まり、総裁選のあり方について議論。この中では「誰を支持するべきかは派閥の決定に縛られず議員個人が判断するべきだ」といった意見が出た。今後も議論を続け、提言をまとめる方向。


【野田】菅首相に対し、出馬意欲を伝える(午前11時半ごろ)

野田幹事長代行は総理大臣官邸を訪れて菅首相と会談。この中で野田氏は「自民党の多様性を担いたい」と述べ、総裁選挙への出馬の意欲を伝えた。立候補に必要な20人の推薦人の確保に向け、党所属議員に支援呼びかけを続けている。


【石破】派閥で対応協議 一部に出馬慎重論も(午前11時すぎ)

石破元幹事長は、自身の派閥の会合を開き、対応を協議。一部から、河野氏が出馬すれば支援すべきだとの出馬慎重論が出た一方、多くの若手議員らは、石破氏の考えに従う意向を示した。石破氏は「国家のために国民のために今、何をすべきか、いろいろな選択肢がある。さらに意見を聞いて決断していきたい」と述べ、結論は持ち越された。

【河野】出馬表明のタイミングは「未定です」(午前11時すぎ)

河野規制改革相は閣議後の記者会見で、出馬表明のタイミングについて問われ、「未定です」と回答。また、自身のツイッターに批判的なフォロワーを次々とブロックしていることについて「問題ないと思う」との認識を示した。


【岸田】党員票獲得に向け、支持団体に支持呼びかけ(午前9時半ごろ)

岸田前政調会長は、日本看護協会を訪れ、支持を呼びかけた。記者団に対し、「こうして一つ一つ声を受け止めさせていただき努力を続ける」などと語った。


 

6日(月)

【石破】推薦20人「めどはついている」(午後7時すぎ)

石破元幹事長はテレビ番組のインタビューに対し「白紙であることには変わらない」とした一方で、出馬に必要な推薦人20人について「めどはついており、政策もいつでも出来るように準備してきた」と述べた。

【河野】派閥会長の麻生氏と会談(午後1時頃)

河野規制改革相は財務省を訪れ、所属する麻生派会長の麻生副総理兼財務相と30分余り会談。派閥内には、岸田前政調会長や高市前総務相を推す動きがあることや、周辺からは「まずは所属する派閥を説得しろ」との声が上がっていることから、麻生氏との対面会談に至ったものとみられる。しかし、河野氏は会談後、記者団の取材に対し「今日はワクチンに限りたい」として、会談の内容については明言を避けた。


【岸田】テレビ出演で新型コロナ対策をアピール(午後0時すぎ)

岸田前政調会長は、テレビに出演し、「医療難民0」「ステイホーム可能な経済対策」などを柱とする新型コロナ対策「岸田4本柱」をアピール。「『頑張れ、頑張れ』と言い続けることが適切なのか、政治のありようとして考えなければならない。対話をしていくことが、いま示すべき政治の姿勢だ」などと強調した。

【岸田】党所属議員事務所へ挨拶まわり(午前9時半ごろ)

岸田前政調会長は、議員会館の党所属議員の事務所へあいさつ回り。自らへの支持を呼びかけた。


(FNNプライムオンライン9月9日掲載。元記事はこちら

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