パワースポットのご神体崩落 世界遺産の地 巨大な岩が...


毎年、春と秋に例大祭が行われる三重・熊野市の花の窟(いわや)神社。

パワースポットとして知られる世界遺産、いわゆる熊野古道にある。

この神社のご神体である、高さおよそ45メートルの巨大な岩の一部が落下しているのを、8日朝、掃除に来た清掃員が見つけた。

巨大な岩の一部が落下している写真。

岩は、神事が行われる拝殿の石を敷き詰めた場所に複数落下している。

大きなもので、横幅が1m20cmほどあったという。

ご神体の岩には欠けたようなくぼみがあり、高さ30メートルほどの場所から落下したとみられている。

けが人はなく、落下した岩は、重機を使って撤去された。

9日、神社に来た参拝客は「前来た時は、そこでお参りさせてもらったけど、今回はちょっと残念。ここでお参りです」、「なんやろうねという気がする。諸行無常(世の中のすべてのものは移り変わる)ですねと思う」などと話した。

花の窟神社は、日本神話に登場する女神イザナミノミコトが産んだとされる7柱の神が祭られていて、日本書紀にも記されている。

2004年、紀伊山地の霊場と参詣道を構成する熊野参詣道の遺跡の1つとして、世界文化遺産に登録された。

そんな歴史ある神社で落下した、ご神体の岩。

神社では風化が進み、また岩が落下する可能性があるとして、周辺に柵を設置し、ご神体から離れて参拝するよう呼びかけている。

(FNNプライムオンライン9月9日掲載。元記事はこちら

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