自民党総裁選に3候補者 持論の政策訴え 動き加速 野党は「コロナ対策」訴え

政治・外交


自民党総裁選挙は、岸田前政調会長と高市前総務相に続いて、10日に河野規制改革相が立候補を表明し、構図が固まりつつある。

3人は、テレビで持論の政策を訴えるなど、17日の告示に向けて、動きを加速させている。

これまでに、3人が名乗りを上げた自民党総裁選挙。

告示まで、あと6日となった11日。

岸田前政調会長は、テレビ西日本の報道番組に生出演した。

岸田前政調会長「数十兆円規模の経済対策。来年春くらいまでは、しっかりと見通した経済対策は必要だと思っている」

そして、「今回も安倍さんは、高市さんを支持すると。これは正直ショックでしたか?」という直球の質問には、「安倍前首相の、実際の心の内はわかりませんが、できるだけ多くの人に少しでも応援してもらえるような雰囲気をつくっていく」と答えた。

一方、10日に正式に立候補を表明した河野規制改革相は、11日午後、報道各社の取材に応じた。

河野規制改革相「社会保障改革をやらなければいけない中で、厚労省に特命担当大臣を置くやり方もあるし」

厚生労働省について、年金や介護、医療などの抜本的な改革を行うには、大臣を2人置くことや、厚生省と労働省に分割することなどを検討すべきだとの考えを示した。

また総裁選で、派閥の支援を受けないと強調した。

河野規制改革相「派閥の意向で、1票入れなければいけないという選挙ではありません。そんな派閥はないと思いますし、そんな必要もないと思います」

その河野規制改革相について、10日、「反原発の印象がある」などと話した高市前総務相。

高市早苗前総務相「反原発、原発ゼロでしたっけ?」

河野規制改革相は、10日の出馬会見で、持論の脱原発や女系天皇容認などで柔軟な姿勢を示していた。

11日、あらためてその点を聞かれた高市前総務相は、「河野大臣には河野大臣のやり方があると思う。私はあまり持論を封印しない方なので、私は信念を曲げませんし、政策についても変えることはございません」と述べた。

自身の原発政策については、再稼働を容認したうえで、「高レベル放射性廃棄物を発生させない核融合炉などの開発を急ぐべきだ」と述べた。

今回の総裁選は、党員投票を行う、いわゆる“フルスペック”で行われる。

鍵を握るのは、国会議員票383票と同数に換算される、党員票。
票数は、あわせて766票。

しかし、1回目の投票で過半数を獲得した候補者がいない場合は、上位2人による決選投票となり、国会議員票383票と47都道府県の票、あわせて430票で決まることになる。

9年前の総裁選では、多くの党員票を獲得した石破氏が、1回目の投票でトップに立ったが、国会議員による決選投票では、1回目で2位だった安倍氏が逆転で勝利した。

一方、来るべき総選挙で政権交代を目指す野党、立憲民主党。

立憲民主党・枝野代表「どこかの党は、コップの中の権力争いで大変お忙しそうですが、総裁選挙よりコロナ対策だと」

枝野代表が11日午後、東京都内で街頭に立ち、総裁選よりコロナ対策が重要だと強く訴えた。

(フジテレビジョン)

(テレビ西日本)

(FNNプライムオンライン9月11日掲載。元記事はこちら

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