杉並区長「宣言」中に“十数人会食” 飲酒も“税金”支出に議会紛糾


14日の東京・杉並区議会で矢面に立たされたのは、宣言下の飲酒会食が発覚した田中良区長(60)。

杉並区・山田耕平区議「緊急事態宣言下の行為として、到底見過ごすことはできません。区長の行動、飲酒も含めた宴会などの時間も含め、詳細に明らかにすることを求めます」

東京都に緊急事態宣言が出ていた7月14日、田中区長は、公用車で、群馬・長野原町のゴルフ場に向かい、地元商工会議所の会合に参加した。

そこで新型コロナウイルス対策の講演をしたあと、参加者十数人と会食。

仕切りが設置されている中で、区長も含め、飲酒をしたという。

会合の翌日には、ゴルフが行われたが、田中区長は、公務の関係で参加しなかった。

14日の区議会では、この問題について、区議が質問。
しかし、区長自身が答えることはなかった。

総務部長「酒類についてもですね、たしなむ程度にはおつきあいした。ゴルフはしておりません。費用につきましては、宿泊費およびに食費2万5,000円、旅費2万1,830円を公費で支出しております」

宿泊後は、新幹線で都内に戻ったという田中区長。

2010年の区長選で当選し、現在3期目。
11年にわたり、杉並区長を務めている。

杉並区民(20代)「(杉並区長の飲酒・会食について)一般に暮らしているわたしたちでも、お酒が飲めない。区長さんだったら、もっとやっちゃダメですよね」

今回の出張、会食を含めた会合は、公務として扱われ、宿泊費も公費でまかなわれている。

議場を出る際、コメントを求められた田中区長。
説明はあったのか。

「区長、群馬での会合についてご説明お願いいたします」、「お酒を飲まれていたということですが、いかがですか?」、「区長自ら説明していただけませんか?」などの問いかけに、田中区長は無言だった。

緊急事態宣言が解除され、まん延防止措置に移行した宮城県。

お酒の提供が再開された仙台市の飲食店では、久しぶりの店での1杯を楽しむ客。

まん延防止措置が解除された愛媛県では、およそ1カ月ぶりに動物園がオープン。

各地で感染者の減少傾向が続く中、新たに浮上したのが、東京・杉並区長の飲酒会食問題。
波紋が広がっている。

(FNNプライムオンライン9月14日掲載。元記事はこちら

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